野菜炒め革命 | 季節の横顔

季節の横顔

昭和10年に刊行された祖父の随筆集『季節の横顔』によって,昭和初期という時代に生きた人々の様子,また時代を超えて共通する想いなどについて語るブログとしてスタート。
・・・今では単なるつぶやきノートです。


野菜炒めっていうと、

強火で短時間でシャキっと仕上げるというのが定番のようですが、

中火で時間をかけて根気よく炒める・・という野菜炒めを作りました。


これがねぇ、めちゃくちゃウマイっ!のであります。


ま、自分の口に合うっていうだけかもしれないけど・・・ぇ



豚のバラ肉のスライスをテキトーな大きさに切って、

フライパンで中火で炒めるのです。

テフロン加工なら油をしかなくて十分だと思う。

で、じーっくり油が出て来たら、

わりと小さめに切ったキャベツと、モヤシを投入。


キャベツともやしはレンジで加熱しておくと、

時間が短縮されてラク。


あとは、じーーーっくり、中火気長に炒めていくだけ。

焦げそうだったら、火を弱める。

味付けは塩と胡椒とお酒。

お好みでにんにくもあり。(私はいれずにキャベツの甘みを楽しむ派です)


お肉から出た油が野菜を包み込んで、

全体的にとろ~っと下感じがしたら出来上がり。

結構時間かかります。

10分くらいかな・・・。


キャベツがとろけそーにおいしいよ。


色合いや栄養のことを考えたら、

ピーマンだのにんじんだのを入れた方が良いかもしれないのだけれど、

キャベツともやしだけのシンプルな味が

わが家ではウケています。


た~ぴんが、ものすごく気に入ってくれて、

これがあると、ご飯をもりもり食べてくれるので、

最近はしょっちゅう作ってます。


レシピって事のほどでもないけれど、

なんでこんなのを思いついたかというと、

池波正太郎さんの『剣客商売』に出て来る料理を

実際につくってみましょうってな本の中に、

池波さんがビールを片手に、

キャベツとと豚肉(だと思う)を鉄板でジュウジュウやっている写真があったのです。

それがなんともおいしそうでおいしそうで・・・。


で、何がおいしそうなのか考えてみたら、

ジュウジュウ・・・っていうのは、

強火ではNGなんですよね~。焦げちゃうから。

焼き肉を食べる時に、キャベツってすぐ焦げるもんね。

鉄板は程良い熱さをずっと保てるからおいしいんだろうと、

そうヒラメイた訳です。ぴかっ!


ネタにするほどの料理でもないのですが、

私の中では、革命的なヒラメキだった訳で。

「シャキッと」ばかりが野菜炒めではないっ!




材料費、安くて済むのが一番オイシイ。