明日はた~ぴんの10才の誕生日です。
母親になって10年目。
10年前のちょうど今頃は、病院のベッドで
すーっと失速していって途絶えそうになるた~ぴんの心音を聞きながら、
「おーい、さぼるなぁ~!心臓は動かさなきゃだめなんだぞ~!」
と声をかけ続けていたなぁ。
声をかけると
まるでそれに応えるかのように
ゆっくりとテンポを元に戻し、
順調な心音を聞かせてくれていたた~ぴん。
心細くて 不安でたまらなかった。
でも
そんなことがあったからこそ、
ふつうに生きていることのありがたさ、尊さを
つよく感じるようになったのかもしれません。
た~ぴんが懸命に発信し続けてくれた
いのちの確かさ。
おたがい、しんどいこともいろいろあるけど、
こうしてあの時のことを思い返すと
母はなんでも乗り越えられるような気がするのだよ。
無事に産まれてきてくれて
本当にありがとう。
私を母に選んでくれてありがとう。