た~ぴんは、「死」が怖いと言った。
そこで、一生懸命に考えながら、
ところが・・である。
その恐怖の正体は、実はビミョ~にズレたところにあったのだ。
あの時の私の話は一体なんだったのだ?(笑)
後になってよくよく話を聞いてみると、
例の暗殺シーンの再現ドラマで、暗殺者(神官&将軍のコンビ)の顔が、
あまりにも怖かったからなのだという。
役者さんに拍手!
それにしても、暗殺という世にも卑劣な手段で権力を手にしただけでなく、
(いや、真偽の程はわからないんだけどね)
何千年も経った後にまで、ひとんちの子どもを怖がらせた上に、
私ににいらんことを話させた神官&将軍め!
覚えてろよ!
ところで、あの夜以降、
「ボクの前でその名前は言わないで!
思い出しちゃうから。
“ツ様”って言って!」
と、我が家ではその名前を封印されてしまったツタンカーメン王。
悲劇の王様である。本人のせいじゃないのに。
さて、昨夜のことである。
夕食を食べていたた~ぴん、
あまりにもスローペースなので、父親にテレビを消されてしまった。
別に真剣に見ていた訳でもないのに、
「見てたのにぃぃぃぃぃ」と猛抗議。
んもう、しょうがないなと父親が再びテレビをつけた瞬間、
テレビから流れてきたナレーションは
「ツタンカーメンの○×□△※~」!
何かの番組の一部なのか番宣なのかわからないが、
砂漠の画面と共に、禁断の名前が!!
その瞬間のた~ぴんは、
目をまん丸に見開き、持っていたご飯茶碗の端を口にくわえ、
見事にフリーズ。
あまりのタイミングの良さに、
父親は吹き出しながら、「ほらな、ご飯食べながらテレビを見るとこうなる!」
ツ様の呪いはおそろしい・・・。