* 4th. マンモスフラワー 2 * Q-32 | ☆光のかけら☆ 乱・らん

☆光のかけら☆ 乱・らん

☆光のかけら☆

ある日、知る
こころに色があることを
言葉に色があることを
音楽に色があることを
時間に色があることを
わたしに色があり
わたしの名前に
ことだまがあることを

*BLEACHの色彩*に
彩られた
言の葉*言霊*花鳥風月
に触れてください

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ🌺キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ


神秘に立ち向かう勇敢な挑戦者

この愛すべき人物群像

つねに緊張感と一筋の癒しを求めて

今日もこの不思議な時間の中へ

🌺 モノクロ特撮の金字塔が45年の時を経て
総天然色ウルトラQへと 🌺

behind ビハインド
マンモスフラワーの開花🌺や
ビル🏢が崩れる場面は
手の込んだコマ撮り🎥が使われました
このマンモスフラワーは
意外にも赤い花🌺だったといいます
ジュランの開花🌺侏羅期の蘭から命名されたジュランは
真っ赤な蘭のごとく赤系の彩色だった
これはブルーバック合成で青系統の色合いが
とけこむことを防ぐ意味もあった
造形は、佐々木明らによる
ブルーバック合成を多用する
『ウルトラQ』では青系統🔵
色彩の怪獣恐竜くんは使われず
赤茶🔴🟤系統の怪獣クマムシくんが多かったという
*ブルーバック合成とは
青バックを背景にした人物を浮き立たせ
青部分をマスクにして別の絵をはめこむ合成
『UNBALANCE』の企画書には
マンモスフラワーは
🌺 ハス🪷に似た巨大な花が咲く 🌺とあり
脚本では
🌺 ボタンの花のように 🌺とあります
このことから花びらは
真っ赤ではなくあわいピンク色だった
のではないでしょうか

下から見あげるジュランの花びら

『ウルトラQ』の制作1クールは

日常の変異が主題とされていたため

怪獣も既存生物の変容・巨大化が多かった

『ガメラ2 レギオン襲来』(1996年)には
マンモスフラワーをオマージュした
“草体”が登場します
奇しくも草体も赤い花でした
本作で
マンモスフラワー擁護派の
源田博士を演じた高田稔は
当初
一の谷博士役の候補に挙がっていました
江川宇礼雄の怪演に見慣れると
高田稔は対極の常識人に見えてしまいます
吸血根が人間を襲う!
万城目(佐原健二)と一平(西條康彦)は
古代生物と遭遇した

The colos of Ultra Q
ウルトラQの彩り
Residents of the
unbalanced zone
アンバランスゾーンの住人たち
万城目 淳 (まんじょうめ・じゅん)
演・佐原健二 (さはら・けんじ)

民間の
「セスナとヘリだけのおんぼろ」航空会社
星川航空に勤務する独身のパイロットで
自称SF小説家でもあり
宇宙旅行の夢ばかりを追い続けているという
作家気質ゆえか
「現実世界にあきがきている」
などというデカダンな発言もするが
じつは真面目で熱血漢
胆力はかなり強く
あまり勝ちはしないが
実力で悪に立ち向かうこともいとわない
ガールフレンドの江戸川由利子つながりで
毎日新報🗞の仕事を請け負うことが多く
その仕事中にアンバランスゾーン
足を踏み入れることも一度や二度とではない
また
やたらと怪事件に首を突っ込む傾向にある
【呼ばれ方】
戸川一平/先輩
江戸川由利子/淳ちゃん
一の谷博士/万城目くん

KENJI  SAHARA
東宝のスターであり、さらに
早い時期から「特撮作品」の演技に
馴染んでいた佐原氏
劇中と同様に
演技をひっぱっていく
リーダーでもあった佐原氏に
当時の様子
さらには総天然色版の感想もうかがった

🎤『Q』への出演依頼時の
エピソードをお聞かせください
当時
フランク・シナトラが会社を作りまして
監督作品の『勇者のみ』(’65)という
映画を作ったんです
僕は
その作品に出演していて
ハワイのカウアイ島でロケ🎬を行いました
その撮影🎥の2週目くらいに
本多監督と円谷つぶらや監督がいらして
撮影を中断し
時間をとって話をしたんです
すると本多監督から
おやじ(=円谷英二監督)が円谷特技プロとして
初めてのテレビ番組を作るんだ
特撮作品だ
最高の作品ものを作る
失敗するわけにはいかない
ケン坊、行ってやってくれ
と、すると、円谷監督からも
健ちゃん、頼むね
と言われまして
その後、ハリウッドでのスタジオ撮影と
ハワイロケの東宝映画を
もう1本撮り終えて
円谷プロに行くことになったんです
さはら・けんじ
1953年に東宝演技研究所に入所
その後
第6期ニューフェイスとして東宝と専属契約を結ぶ
『さらばラバルウ』(’54)でデビューし
『空の大怪獣ラドン』(’56)で主役を務める
以降
多数の特撮作品に出演する
本多猪四郎、円谷英二両監督に
最も愛された俳優と言われ
ゴジラシリーズには最多出演である
戸川一平 (とがわ・いっぺい)
演・西條康彦 (さいじょう・やすひこ)

星川航空の職員
万城目の助手であり見習いパイロットで
「多少揺れる」がヘリの操縦なども
それなりにこなす
読書家で
万城目よりSFマインドを
感じさせる一面があり
人がいいためか3人のなかでは
イマイチ不運な立場に甘んじている
なぜかピンチに陥ることが多く
重傷を負ったこともある
【呼ばれ方】
万城目淳/一平
江戸川由利子/一平くん・一平ちゃん
一の谷博士/一平くん
江戸川由利子 (えどがわ・ゆりこ)
演・桜井浩子 (さくらい・ひろこ)

快活な女性で
毎日新報🗞のカメラマン📸
万城目とはいいコンビなのか
怪事件も恐れず取材意欲をみせることが多く
その行動力は関デスクの認めるところである
カンの鋭いところがあり
物事の真実を直感的に見極める反面
無茶な行動で一平などに
迷惑をかけることもあった
【呼ばれ方】
万城目淳/由利ちゃん
戸川一平/由利ちゃん
一の谷博士/江戸川くん
一の谷博士 (いちのたにはかせ)
演・江川宇礼雄 (えがわ・うれお)

一の谷研究所を主宰する科学者で
専門は不明だがとにかく博学
宇宙の神秘についてから古代植物
動物学などのあらゆる学問に通じ
政府からの要請で怪事件の
アドバイザーとなることもたびたび
万城目たちと交流があり
事件の解決に
知恵を貸してくれる頼もしい存在
警官
演・井上大助 (いのうえ・だいすけ)

エピソード冒頭で
突然のビルの崩壊によって
死亡してしまう被害者第1号
マンモスフラワー🌺の
初の目撃者だ
東京広告・社員
演・中山 豊 (なかやま・ゆたか)

東京広告の社員で
ビルに取り残された一平を
助けに行こうとする万城目を
「危ない」と引き留める
🎞️
第12話「鳥を見た」では漁師役
『ウルトラマン』第10話「謎の恐竜基地」
では釣り人🎣新田役
同第37話「小さな英雄」では
デパートに出現した
ピグモンにたじろぐ警官役と
この人も良く見かける顔です
三木道子 (みき・みちこ)
演・雨宮貞子 (あまみや・さだこ)

東京広告の女子社員で
一平のガールフレンドらしい
一平とともにビルに取り残され
たいへんな目に遭う
警部
演・向井淳一郎 (むかい・じゅんいちろう)

地下街で人を襲った根を目の前にし
巨大な植物の出現に頭を痛める
「真面目になれんのかね」と
一平をしかる
向井氏は田舎っぽい無骨な顔立ち故
警官役が多かった
その顔は
明治時代に金権政治で暗殺された
「公盗の巨魁」・星亨ほしとおる
髣髴ほうふつとさせる
よって『ウルトラセブン』
第26話「超兵器R1号」で
瀬川博士という科学者を
向井氏が演じたことは
何か居心地の悪さを覚えるものだった
東京広告社・支配人
演・堺  左千夫 (さかい・さちお)

星川航空の得意先
東京広告の支配人
会社の下にマンモスフラワー🌺の球根が
埋まっていることを知り
あわてる
🎞️
堺はほかに第17話「1/8計画」で
1/8計画係員を演じている
ビルや都市的なものに
縁が深いようだ
源田博士
演・高田 稔 (たかだ・みのる)

植物学の権威で
マンモスフラワー🌺を研究する時間が欲しい
しかし
その脅威を眼前にし
やがて退治を決意する
🎞️
『ウルトラマン』第18話
「遊星から来た兄弟」では防衛軍司令官を
演じており
お偉方の役が多いようだ
対策本部長
演・津田光男 (つだ・みつお)

自衛隊のマンモスフラワー対策の前線指揮官
源田博士に
退治を1日待つように頼まれて
少々困惑している

Ultra Q story ウルトラQ物語
Element.1 - 要素 -
Ultra Q's father -1-
ウルトラQのおやじ

1966年春
円谷英二(つぶらや・えいじ)は日米合作の大作
『フランケンシュタイン怪獣 
サンダ対ガイラ』の特撮を撮っていた

この年の1月には円谷自身の

準備と念願がかなって
円谷プロがテレビ界に進出した
第1回作品の『ウルトラQ』の放映が始まった
これが国内をゆるがす
怪獣ブーム恐竜くんを起こして
円谷の予想を超える様々な余波を生んでいた
円谷プロは63年4月12日に
“株式会社円谷特技プロダクション”という
社名で登記されている
このとき円谷は
自身の契約先である
東宝への断りを入れていない
円谷は
時間と予算と作品内容をプロデューサーが
管理する東宝の方針に
不満を持っていたようだ
映像の可能性を求めて制作プロダクションを
起こしたといえば聞こえはいいが
映画全盛のこの時期
とくに海外需要のある特撮映画の企画は
会社が独断的に決めていた
円谷は亡くなる70年までの間に
日本の航空史の幕開けを描いた
『日本ヒコーキ野郎』や
古典的なファンタジーを題材にした
『かぐや姫』を撮りたがっていた
それに対して東宝は
怪獣ものと戦争ものを次々と企画していた

円谷の名が広く世に知られたのは特撮で
真珠湾攻撃を描いた
『ハワイ・マレー沖海戦』(42年)
からだったが

特撮が商業映画に本格的に乗ったのは

日本初の怪獣映画『ゴジラ』(54年)の

ヒット以来となる

それから10年目の64年

円谷英二が次期の契約を結ばずに独立する

という噂が特撮スタッフの間を巡っていた

東宝に縛られたくないという気持ちが

円谷にあったことは事実だろう

それと同時に

円谷の2人の息子がそれぞれ

民放のテレビ局にいて“おやじ”

テレビ映像に

引っぱり出そうとしていたことも

円谷の思いに輪をかけた

もともと円谷は自宅を使って若手スタッフに

映画では手間のかかる特撮の下請けを

やらせる円谷特技研究所をつくっていたが

公的組織ではなかった

映像の可能性をテレビに求めた円谷が

まず行なったのは

制作プロダクションの設立だった

東宝で多忙なスケジュールの合間をぬって

『ウルトラマン』の第18・19話の2本だけ

特撮を演出した円谷英二(左)

中央の帽子の人物は

野長瀬三摩地(のながせ・さまじウルトラシリーズ監督)

その経緯が歪曲してか円谷英二が独立する


という噂が出た

実際に円谷は

松竹や大映の特撮監督を

ヘッドハンティングした

円谷の行動が東宝に知れば

末端のスタッフとしても

内心穏やかではなかったはずだ

そのため64年から66年は

身の振り方を考えた特撮スタッフが

他社へ移動することもあった

『ウルトラQ』はこの間に作られた

映画の黄金期といわれた

昭和30年代前半の東宝では

スタッフ、キャスト、管理部門を合わせると

1000人以上もの人材が働いていた

その規模の中で

怪獣や戦争を特殊撮影で描く特殊撮影課は

東宝の特色となっていた

その功績はここではふれないが

『ゴジラ』のヒットから

円谷が亡くなるまでの15年間は

特殊撮影課が東宝のドル箱映画を

作っていったといっても過言ではない


heroine's memory
ヒロインの記憶
『ウルトラQ』の中心人物と言えば
主役の万城目淳役の佐原健二さん
佐原さんは
この万城目淳役について
円谷英二(つぶらや・えいじ)監督直々に
健坊、頼むよ
とオファーされたと言っていました
いつも英二監督のことを
円谷先生と呼んでいましたよ
きっと、心の底から尊敬していたんですね
そのこともあってか
現場での佐原さんはキャスト陣のリーダー的存在でした
一平役の西條さん先輩!と言って
慕っていましたね
(江戸川由利子役・桜井浩子)
🌺🌺🌺🌺🌺

こんばんは✨✨

アンバランスゾーン台風

迷い込んで下さって ありがとうございます

🌺マンモスフラワー🌺の世界で

足掻く人々の魅力に迫りました

おねがい

本日


昨日

Qのカケラ🌀と光のかけら🌿が
公式ランキング入りする事が出来ました
異なるジャンル📝に触れて下さった方々
本当にありがとうございます
今後の励みになります
特撮🎞️苦手な方は光のかけら🌿に触れて下さい
🙇‍♀️
1966年に放送され
日本全土に空前の怪獣ブーム恐竜くん
引き起こしたウルトラマンシリーズの原点
『ウルトラQ』
ハリウッド最先端の映像デジタル技術によろ
2年の歳月をかけて
HDリマスター&カラー化が行われ
45年の時を経て
2011年に『総天然色ウルトラQ』として
蘇りました
画像
中国🇨🇳の動画サイト youku
より お借りしております


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