* BLEACHの色14. 処暑 * | ☆光のかけら☆ 乱・らん

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ある日、知る
こころに色があることを
言葉に色があることを
音楽に色があることを
時間に色があることを
わたしに色があり
わたしの名前に
ことだまがあることを

*BLEACHの色彩*に
彩られた
言の葉*言霊*花鳥風月
に触れてください

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処暑は、
暑さが峠を越えた
八月末の頃。
とは、
あるべきところに、
おさまるという意味。

徐々にではあるけれど、
熱が抜け、
平静に還っていく。

生命が実り、
繁栄する結びの時期。
同時に、
大地は雨風で
荒れやすい時期。

ほうけているばかりでは、
結びはやってこない。
その身を、明け渡せ。
天とつながれ、
内に根を張れと、促される。

道くれて
稲のさがりぞちからなる
加藤暁台 かとうきょうたい

野分する
野辺のけしきを見る時は
心なき人あらじとぞ思ふ
藤原季通 ふじわらのすえみち 『千載和歌集』

実りの風景は見るだけで力が湧いてくるようです
野分は台風のこと
野の草をなぎ倒す光景に
あわれを覚えない人はいませんね

新暦 八月二十三日 頃


は落ち着くという意味を持った漢字です

『暦便覧』

陽気とどまりて

初めて退きやまんとすればなり

とあるように

暑さがおさまる時期ということです

まだ残暑は厳しいかもしれませんが

朝夕に

涼しさを感じる日もでてくることでしょう


処暑初候では

綿の実がはじけて

ふんわりとした綿花

顔をのぞかせる頃となっています




秋の花が咲きそろってくる時期ともいえますね

そして

空気が澄みきってくると

いよいよ🌾が実りのときを迎えます






ただ

台風の被害を受けやすいのもこの頃

警戒が必要な時期となります



処暑の色

退紅タイコウの退の字を見ると

南宋ツーの

歌舞の高台、風流は全て雨風に打ち砕かれる

を思い出します

穏やかな姿は

雨風が去ったあとの静けさです

盛唐の頃

桜(ユスラウメ)があちこちに

咲き誇っていたことを知れば

桜花オウカの色を見ると

古都長安が思い浮かぶかもしれません

桜の下で酒に酔う楊貴妃が見えませんか

丁香テイコウは近代詩に詠まれました

私は会いたい。一枝の丁香と同じくように、

愁いと怨みに結ばれた乙女に、

乙女にあるのは、

丁香の色、丁香の馥郁さ、丁香の優

のイメージどおりの色です

木槿モクキンは朝に咲き暮れに萎みます

桜の寿命よりも短くあわただしい

『詩経しきょうではこの花を愛華と呼びました







題 画

唐 寅


楊 柳 陰 濃 夏 日 遅

村 辺 高 館 漫 平 池

隣 翁 挈 榼 乗 清 早

来 決 輪 贏 昨 日 棊


に題だい

唐寅とういん


楊柳ようりゅうかげこまやかにして

夏日かじつ遅し

村辺そんべんの高館こうかん平池へいちみなぎ

隣翁榼りんおうこうを挈ひっさげて

清早せいそうに乗じょう

来たりて輸嬴ゆえいを決す昨日の棊


隣のじいさんは

酒壺をひっさげ、

朝の涼しいうちに、

昨日の碁の勝敗を

つけようと

やってくる。


俗世を超えた

風流の世界。


訳🌱

楊柳の陰が地面に黒々と落ち

夏の日がゆっくり過ぎて行く

村の近くの高館

池の水は漫漫と平らか

隣のじいさんは酒壺をひっさげ

朝の涼しいうちに

昨日の碁の勝敗をつけようとやってくる







🌿

暑くて日が長い夏

前半の二句は高駢山亭夏日

緑樹りょくじゅ陰濃やかにして夏日長し

楼台ろうだい影を倒さかしまにして

池塘ちとうに入るを踏まえています

雨が降って漫漫と水がたたえられても

日の長い夏の水辺は蒸し暑いもの

そこで隣のじいさんは朝の涼しいうちに

酒壺をひっさげて碁の決着をつけにやってきます

俗世を超えた風流の世界です

こう は酒壺

輸贏ゆえい は勝ち負けの意











唐寅 とういん

1470〜1523


字は子畏

呉県(江蘇省蘇州市)の人

六如居士と号した

弘治11年(1498)南京郷試に首席で合格したが

翌年の会試に試験問題漏洩事件に

巻き込まれて投獄された

その後は桃花塢に家を建て

江南第一風流才子と称して気ままに暮らした

詩・文・書・画に巧み



🌿


には
止まるという意味があります
ですから
処暑
暑さがおさまるという意味
このころから
朝晩の涼しさを感じる日が多くなることと思います
夏休み🌻も終わるころ
少々暑くても
夏ももう終わり……という感傷に
見舞われるころかもしれません
とはいえ
大きな台風🌀が襲来する時期にもあたります

二百十日(九月一日ごろ)
二百二十日(九月十一日ごろ)
台風の警戒日として暦にも記されていることからも
何度も被害に見舞われてきたことがうかがえます

九月一日といえば
大正12(1923)年
関東大震災が起こった日ということで
防災の日にもなっています
現代でも後を絶たない自然災害
改めて
少しでも被害を小さくするために出来ることはないか
備えは万全かなどを考える機会にできればいいですね

昔は
台風🌀のことを野分と呼びました
野の草を分けるように強く吹く
荒々しい風という意味です
そして
台風一過の晴天☀️は野分晴れといいます
これほど
きらきらと光あふれる光景はありません
叩きのめされても
また新しい一歩を踏み出してきた人々の心意気が
映し出されているようです

🌿

『ドランクモンキー 酔拳🍶
蘇化子(ソウ・ハッイー)役
袁小田(ユエン・シャオティエン)

こんばんは⭐️
『BLEACH』の言霊花火拾って下さって
ありがとうございます
一護たち何処に居ないけど・・・😅
明日、23日は二十四節気処暑🌾
まだまだ☀️全開☀️ですが
着実には動いています
お仕事の方、お休みの方に涼しい風🎐吹きますように
乱🐯はお休みだけど 研修🦺動画🎞️
20時間分ぐらい 見なければいけないと
LINE来た😭
ブログ📝前倒しの投稿でーす
🍶一杯呑んで頑張るよー
😵‍💫
画像
Pinterest    より  お借りしております




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