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うれしいことは
たくさんの人に祝福されると
何倍にもふくらむものですね
昔の人が祝い事をするのは
それだけではありませんでした
よいことを口にすれば
より確かなものになると
信じていたからだといいます
とくに
新たな旅立ちなどの人生の節目には
祈りをこめて
祝福の言葉を唱えたのでしょう
おめでたい場を象徴する言葉
祝福の場で交わされる言葉は
そうやって使われているうちに
自ずとパワーを持つように
なったのかもしれません
まるで
幸せを呼ぶ呪文のように思えてきます
祝福しゅくふく🌿
祝福🌿は
幸福を祝うこと
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辞書をひくと
こう書いてあります
ですが
自分の幸せを自分で祝うことは
あまりしないと思います
普通は
人の幸せを祝うことですね
ヒメスミレ
人は
ずいぶん昔からこうして
いいことがあるといっしょに
喜び合ってきました
もともと
祝🌿という字も
祝う🌿という言葉も
身を浄めて祈るという意味だったそうです
ですから
祝福🌿という言葉も
幸福を祈るという意味で
使われていたといいます
かつて
言霊🌿が信じられていた時代
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チューリップ🌷ネモフィラ
物事は
言葉にあらわすことによって
現実のものになる
と考えられていました
人々はいいことがあると
それが
いつまでも続きますように🌿
と何度も唱えずには
いられなかったのでしょう
口々に喜び合うことが
祈りでもあったのでしょうね
そうやって
大切にし
大きくふくらませようとしてきた幸せ
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私たちが受け継いできた
数々の祝福の言葉には
そんな思いもこめられているのです
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