🅱️📚📗
浦原の助力
流れ出る血と
雨に打たれ冷えきっていく身体
薄れゆく視界の中に
ひとりの男が現れる
浦原であった
白哉への完敗に打ちひしがれた一護の身体を
夜雨が打ちのめす
その冷え切った一護を
ずっと温めていたのは・・・
テッサイLOVE💕〜
あの巨体にマウント取られたら一護だって
い・ち・コ・ロ💓
手厚く看護された一護は
見知らぬ部屋で目覚める
そこは下駄帽子・浦原喜助の浦原商店だった
あんまり動くと
死にますよン♡
相変わらず昼行灯の喜助さん登場♪♪
一護、今、身体戻ってるの？
いや、包帯巻いて🤕るけど
今回一護の体は最初から
家に置いてきたから無傷のはずだ
じゃあ、魂魄の状態なのかな？
浦原は石田を手当てし
一護を浦原商店で介抱する
そして一護が目を覚ました日
浦原は静かに告げる
朽木さんを救えるのは
彼だけだ
雨竜も感じていた・・・
奴らに対抗出来るのは
今は一護しか居ない・・・
放っておいても丸２日は死なない・・・って
十分大怪我だよ
まあ一護と違って
魂にダメージは受けてなかったんでしょうが
「朽木さんを救えるのは一護だけ」
・・・一護はもとかく
あっさりルキアを助けるべき対象と認めるところが
案外素直ないい子ですね(^ ^)ゞ
死神嫌いだけど、死神としての力とルキア個人は
別物と見ることができるんだ。すごいよ。
喜助から聞かされた石田の言葉が
重く、重く一護に伸し掛るのだった
尸魂界ソウル・ソサエティ
彼の地は天空の何処に
地上の那辺に存在し得るのか？
其処へ辿り着く術は・・・
尸魂界へ行く方法がある！
浦原の衝撃の言葉に微かな望みを抱く一護
十日間の修行に焦る一護は
時間が無いと浦原に詰め寄るが
簡単に倒されてしまう一護
今のままじゃ キミは死ぬ
と
浦原は敢えて恋次や白哉と一護を戦わせた
口で言うより解り易い方法だったと
今の一護の実力じゃ
尸魂界ソウル・ソサエティで戦うには
何の役にも立ちはしない‼︎
「あえて君を彼らと戦わせました」
・・・あぁあ、腹黒々してますね、思いっきり
そうですね、コン🧸ともめてた一護を死神化して
ルキアの元へ行かせたんだから
そりゃもうぜーんぶ知ってるはず
一体何の目論見があって
一護やルキアを支援するのやら・・・
ま、アヤシイお兄さんは結構好きなので
この先が楽しみです
15-b普段はいい加減で軽そうなキャラクターの
浦原喜助ですが
一護の無鉄砲をピシャリと止めたこの名言は
かなり重たく普段とのギャップもあって
かなり迫力があります
一護に対する飽きれも含まれたような
このセリフに背筋が凍った読者も
多いのではないでしょうか
その眼光は 今なお鋭く
一護の命を救った浦原は
ルキアが連れ去られた尸魂界ソウル・ソサエティ
へ行く方法を一護に持ちかける
ルキアの処刑まで残された日数は
約1ヶ月間
そのうち10日間で
一護の実力を尸魂界で戦えるレベルまで
鍛え上げるという
そこには
いつものおちゃらけた浦原商店店主の
面影は微塵もなかった
Color of Kanaria-Iro
金糸雀色をかし
金糸雀カナリア色は
はかなくも透き通った黄色
きんしじゃくとも、読める色
遠い外海からやってきたカナリアは
江戸時代の画家・葛飾北斎の絵にも登場する
私たちは、カゴの中の鳥なのか
空を自由に駆け回る鳥なのか
どこへ向かおうとしても
その金の糸は、決して切れはしない
終わりなどない
それは、始まりなのだから
🟠 一護の雨 🟠
櫛風沐雨しっぷうもくう
さまざまな苦労をすることのたとえ
櫛風は風に髪をとかされ
沐雨は雨に髪を洗われること
雨や風にさらされながら苦労しても働くという意味
櫛風浴雨ともいう
雨ニモマケズ 風ニモマケズ
の冒頭ではじまる宮沢賢治を思い出す
☔️
いたづらに過去の悲惨に歎息せず
N君みたいにその櫛風沐雨の伝統を
鷹揚に誇つてゐるはうがいいのかも知れない
津軽・太宰治
そこには雨の日
泥の沼遠くひろがる道路
また風の日
褐色＊とびいろの手で
町を叩きふせる屋外の砂埃り
おお櫛風沐雨の乞食の市！
展望・福士幸次郎
星離雨散せいりうさん
一箇所にあったものが
バラバラに散らばること
星のように離れ
雨のように散るという意味から
李白の詩より
雨奇晴好うきせいこう
晴れた日は美しく
雨の日は趣きがあり
自然の風景はどれも素晴らしいことをいう
奇は普通とは違う趣があるという意味
晴好雨奇ともいう
雨過天晴うかてんせい
悪い状況や状態が良いほうに向かうこと
雨が止み
空が晴れて明るくなるという意味
また天晴を天青とも書き
中国で青磁＊せいじは皇帝のために作られた
特別な器のことをいうが
理想の色を天青色と呼ぶ
これは雨が過ぎ去った後
雲の切れ間から見える空の色を意味し
雨過天青雲破処
うかてんせいくもやぶれるところ
という
☔️
日本人の感じでいうと
雨過天晴というのは青磁だ
古陶磁の価値・北大路魯山人
書画骨董がすきと知ればあらそって宗元の名品だの
雨過天晴の佳品やらを
私本太平記・吉川英治
to be continued
コン🧸は喜助さんが苦手かな？
こんばんは✨✨✨✨✨
『BLEACH』劇場🎨に お越し頂き
ありがとうございます
今年🐰最後のブログ投稿📝は
『BLEACH』で収めたいと思います
完膚なきまでにやられた一護！
果たして無事、尸魂界＊ソウル・ソサエティへ
辿り着く事が出来るのか？
一護、ルキアの雨
夜一のネコ🐈⬛
恋次の色
白哉の風
に続いて風人🌿でも届けましたが
万葉人の声
謎多き昼行灯浦原喜助の登場と共に
届けてみたいと思います
来年🐉も 増え続ける花鳥風月と共に
物語が加速する『BLEACH』🎨にご期待下さい
先日
光のかけら☆
言の葉🌿風人がランキング入りする事が出来ました
かけら☆に触れて下さったみなさん🌱
ありがとうございます
🙇♀️
時代を生き抜いた花鳥風月の人々の言葉🌿
これからも届けてみたいと思います
来年🐉も
素敵な色🎨で彩られる一年となりますように
良いお年をお迎えください
画像
久保帯人・作
『BLEACH』カラー版 第7巻
集英社 「少年ジャンプ・コミックス」
2003年3月9日 発行
87ページ 第57話
『Umfinished July Rain』
週刊少年ジャンプ 2002年45号掲載
より お借りしております
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