* クウガ EPISODE 19 霊石 ① * K240 | ☆光のかけら☆ 乱蔵

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ある日、知る
こころに色があることを
言葉に色があることを
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時間に色があることを
わたしに色があり
わたしの名前に
ことだまがあることを

*BLEACHの色彩*に
彩られた
言の葉*言霊*花鳥風月
に触れてください

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ🍄🍄キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ


叶わぬ願い



仮面ライダークウガ
EPISODE 19 霊石 ①
2000年4月20日(木)

関東医大病院・集中治療室
関東医大病院 05:37 p.m.
除細動モニターが心停止を示し
ピーッという冷たい音が響いている中
飛び込んできた椿に
現場の体制を整えていた看護師Aが
心肺停止、モニターはflatです
(看護師A)
さらに4人の看護師や助手たちが
飛び込んできてアンビューパックの
装着などを行ったりする中
椿は雄介の心臓マッサージをして
CPR(心肺蘇生法)を実行し
(後から来た4人に説明)
特定不能の毒物によると思われる心停止だ
エピネフリン0.5グラム静注!
(椿)
椿、必死にCPRを続けつつ
(雄介の顔を見て)
馬鹿野郎お前・・・・・・死なせねえぞ!
(椿)
だがピーッっという音は鳴り続けていて
変化ありません!
(看護師A)
左からも静脈路を確保してくれ!
(椿)
椿のCPRが続く中
除細動モニターの波形が心室細動を示し
VF出ました!
(看護師A)
よし! DCだ!
リドカイン5ミリリットル投与!
(椿)
懸命のCPRは続き
緊迫した雰囲気の中
意識のない雄介でーーー

新宿あたり・路上
新宿 05:56 p.m.
パトカー🚓が数台停まり
警察無線の声が飛び交う緊張した雰囲気の中
一条はボンネットに新宿近辺の地図を広げ
桜井や所轄の刑事たちと
次の捜査範囲を検討している
脚本、監督、サブタイトルの表示が
適宜重なりつつ
管内の各署員及び自ら隊員を総動員して
捜索に当たってもらいましたが
現在のところ26号🍄の行方は掴めていません
範囲を広げて地下水路なども視野に入れ
捜索を続けたいと思います
(一条)
一同が同意の声を上げ散開する中
(同僚らしき刑事Bにさりげなく)
4号出てこなかったな
(刑事A)
そう言えばそうか
そんなこともあるんだな・・・・・・
(刑事B)
(反応はするが振り向いたりはせず
車に乗り込む)
(一条)
そしてほんの僅かだが
ハンドルに手をかけたまま
雄介を案じるかのような間があると
そこに通信が入って
警邏中の新宿西署員が制止を無視して
逃走する不審者を発見
26号🍄の可能性があり応援を要請しています
場所は・・・・・・!
(望見の声)
一条、その通信を聞いて我に返り
現場に向かった
関東医大病院・集中治療室
ゼリーが塗られた
除細動器(電気ショックを与える装置)を
絶縁用の手袋をした椿が手にして
離れて!
(椿)
電気ショックが与えられ
雄介の体がベッドで弾む
すかさず助手が心臓マッサージをするが
除細動出来ません!
(看護師A)
リドカイン投与! DC300!
離れて!
(椿)
その額からは汗が迸っている

城南大学・考古学研究室
城南大学・考古学研究室 06:32  p.m.
桜子がいつもより力強くせわしいタッチで
一心不乱にキーボードを操作していたが
全部消去しつつ
・・・・・・あー、違うな・・・・・・!
(桜子)
一瞬瞑目して深く考え

キーボード⌨️で何やら入力すると
これでどうだとばかりに
リターンキーを押し検索を開始する
するとガターン!と音がして
ハッと壁のほうを見れば
第1話で雄介が持ってきた仮面が落ちていた
(嫌な予感がして)
・・・・・・五代くん・・・・・・⁉︎
(桜子)

関東医大病院・集中治療室
さまざまなアラームが

けたたましく鳴り響く中
変化がない雄介に対して椿は
鬼気迫る感じでDCを握り
360でもう一度だ! 離れて!
(椿)
電気ショックを与え

自ら心マッサージを行うが
助手や看護師たちは
完全に諦めた様子になっていて
まだだめなのか⁉︎  もう一度だ!
(椿)
先生、もう・・・・・・!
(助手)
(雄介に)  お前が死んだらどうなる⁉︎
いつもみたいに大丈夫って言えよおいっ!
(椿)
だが警告音が再度の心停止を告げる

ピーッという音に変わる
それでも椿は諦めず
(助手に)  何してる⁉︎  続けるんだ!

(椿)
助手に変わって再び心マッサージを続ける

わかば保育園
豊島区内・わかば保育園  07:27  p.m.
絵本などが読み飽きた感じで散らばり

スケッチブックとクレヨン🖍も
無造作に置かれている中
みのりが広之を膝に乗せて
テレビのドラマを見ていたが
広之は時折不安げに時計を見たりして
落ち着かない
(縋るようにみのりの顔を瞶めて)
・・・・・・ねえママは?
(広之)
・・・・・・遅いね・・・・・・でも
もうすぐだよきっと・・・・・・
(みのり)
するとテレビ画面に
未確認生命体情報のテロップが出た
「!」と反応する二人
『新宿区に現れた26号が
警官隊の攻撃により負傷し逃走
付近の警戒態勢はなお継続中』
と表示され
(テレビを見たまま)
・・・・・・未確認生命体・・・・・・?
(広之)
うん・・・・・・
(みのり)
ママの会社のそばにいるの?
(広之)
みのり
不安な気持ちを察して抱き寄せる
そこへ恵子が入ってきて
どうですか?
(みのり)
だめ、回線がパンクして全然繋がらない
(恵子)
・・・・・・来ないの? ママ・・・・・・

(広之)
来るよ、大丈夫!
今は危なくないとこに隠れてて
未確認生命体がやっつけられるの
待ってるだけだから
(恵子)
・・・・・・(やはり不安)
(広之)
(みのりに)  仕事先が新宿だったのが
アンラッキーだよね
(恵子)
すると広之がポツリと
・・・・・4号どうして出ないの・・・・・
(広之)
・・・・・・!
(みのり)
いつも出てくるのに・・・・・・
(広之)
(広之に)  大丈夫!

もうじきちゃんと出てきてどりゃーっ!
て未確認やっつけて
そしたらママ来られるよ!
(恵子)
・・・・・・(いまいち乗りきれない)
(広之)
・・・・・・ほら
4号のファンでしょ? 信じて元気出そ!
(恵子)
(俯いたまま)  ・・・・・でも・・・・・
(広之)
恵子、それ以上言葉もなく
静かな溜息をつく
(じっと考えていたが)  
・・・・・・帰ってくる・・・・・・
(笑顔を作って広之を見て)
もうすぐ帰ってくるよ・・・・・・!
(みのり)
関東医大病院・集中治療室
状況に変化なく
助手や看護師たちが沈痛な顔で
ただ立ちつくし見守る中
椿は激しい息遣いで
心マッサージを続けている
椿の力の限界が来て
顔を伏せたまま手が止まり
(労るように)  ・・・・・先生・・・・・
(助手)
椿、ゆっくりと顔を上げると
絶縁用の手袋を外して床に叩きつけ
(やるせなさを振り切って、ジェントルに)
・・・・・後の処置は俺がやる・・・・・
みんなありがとう・・・・・・
(椿)
助手たちが
小さく一礼して退室していく
そして一人になった椿は雄介の顔を
しばし無言で瞶めるが
やがて無常観にかられていた気持ちに
整理をつけて
事後処置に取りかかろうとした時
不意に足元に何かを発見した
それは

床に落ちた手作りのお守りだった

ヅズブ⚪️

次回の『仮面ライダーギーツ』🦊はこちら

指差し飛び出すハート
🍄🍄
こんばんは✨✨✨✨✨
クウガ⚪️のカケラ🍄🍄に 触れて下さって
ありがとうございます
おねがい
わかば保育園の園児たちの願いも空しく
深い眠りに堕ちる雄介
希望の虹🌈は架かるのか・・・・・・
新EPISODE 霊石⚪️に ご期待下さい
照れ
乱蔵🐯
安芸クリーンセンターの業務を終え
来週より 再び 大竹市へ
今回は三菱レイヨンの工場🏭勤務が月末まで
スマホ📱の使用状況は分かり次第ご報告します
これからも 焦らず ゆっくりと
光のかけら☆ 届けていきまーす
看板持ち飛び出すハート
画像
東映特撮ファンクラブ🎞『仮面ライダークウガ』
動画
東映特撮YouTube  Offical
予告『仮面ライダーギーツ』 第10話
より お借りしております
尚 登場人物のセリフは乱蔵🐯的解釈により
放送当時の台詞・行動とは
若干異なる場面があります ご了承下さい


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