風人*みかぜ*参風 | ☆光のかけら☆ 乱蔵

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ある日、知る
こころに色があることを
言葉に色があることを
音楽に色があることを
時間に色があることを
わたしに色があり
わたしの名前に
ことだまがあることを

*BLEACHの色彩*に
彩られた
言の葉*言霊*花鳥風月
に触れてください

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私は無理をゆるされて
来たことについて
誰にともなくその事を
感謝することがある

上村松園
(『青眉抄』より)


上村松園の美人画を見ていると
上品で透き通るような美しさの中に
女性を超えた
いのちの華やぎが
感じられるような気がします
庭の雪  1948(昭和23)年

彼女は
妥協を許さない作品を残そうとしながらも
締め切りに間に合わせるため
何日も徹夜を続けたりしたそうです
『焔』 製作中の松園

自身でも
これだけの無理
これだけの意気地が私を
ここまで引っ張って来てくれたのであろう
と語っています
「焔」(1918年)

私たちは無理
仕方なく強いられることと思いがちですが
実は許されたことなのですね
奨励するわけではありませんが
無理も
環境や条件がそろわなければ
できないものです
いつか
無理したくてもできなくなる日がくるのです
「無理をゆるされて来たことに感謝する」
という松園の言葉は
さまざまなことを気づかせてくれます
つきつめて考えれば
誰かのせいではなく
自分のために無理するのですから
牡丹雪 1944(昭和19)年

松園の父は
彼女が生まれる二ヶ月前に
亡くなったそうです
女手ひとつで
松園を育て
成長してからも
絵以外の一切を引き受けた彼女の母

私を生んだ母は
私の芸術までも生んでくれたのである
と語っているように
母への感謝の気持ちは
格別だったことでしょう

ひとつの時代に咲く大輪の花

それは
感謝の結晶かもしれません
待月 1944(昭和19)年
欄干に寄りかかる若妻を簡潔な構図でまとめ
しかも日本画独特の余白
つまり空間の持つ奥深さと妙味を存分に発揮している
松園69歳
円熟期の作品であり
筆の冴が見事である
気品ある女性像を理想とする松園芸術の
昭和期の傑作といえる



うえむら・しょうえん
日本画家
明治八年(一八七五)四月二十三日
昭和二十四年(一九四九)八月二十七日
京都府画学校に入学するかたわら
鈴木松年に師事します
以後非凡な才能を発揮していきます
「序の舞」 1936年
何ものにも犯されない女性の内に潜む強い意志を
この絵に表現したかった
一点の卑俗なところもなく
清澄な感じのする香り高い珠玉のような絵こそ
私の念願するものなのです
(松園)
* 右腕の裾が捲れている
激しい動き(情熱的に生きた)の直後の静寂です

松園の描く美人画は
海外でも高い評価を得ており
昭和二十三年には女性としては
初の文化勲章を受章しました
著書に『青眉抄』などがあります
ふんわりウイング
こんばんは✨
光のカケラふんわりウイング拾って下さって
ありがとうございます
季節外れの夏日晴れもどうやら今日まで
明日は3週連続の
雨の日曜日雨に・・・・・・
サクラ🌸ともサヨナラです
ショボーン
画像
Google   より
お借りしております







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