* 十五夜 * | ☆光のかけら☆ 乱・らん

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ある日、知る
こころに色があることを
言葉に色があることを
音楽に色があることを
時間に色があることを
わたしに色があり
わたしの名前に
ことだまがあることを

*BLEACHの色彩*に
彩られた
言の葉*言霊*花鳥風月
に触れてください

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ある人の
「月の顔見かほみるは忌むこと」と
制しけれども
ともすれば人まに月を見ては
いみじく泣き給ふ
七月十五日の月に出でゐて
せちに物思へる氣色けしきなり

竹取物語

帝と文を交わしあって三年が過ぎた頃から
かぐや姫は月の美しい夜には
物思いにふけるようになった
「月の顔を見ることは不吉なことですよ」と制しても
人目のないところで月をみては
泣いてばかりいる
七月十五日の月の夜には
奥より出てきて月を見て
ひたすらに思い悩んでいるようであった







十五夜🌔
じゅうごや






旧暦八月十五日の月のこと
中秋の名月
中秋というのは
秋のちょうど真ん中の日
という意味があります
旧暦では
秋は七月から九月までなので
八月十五日というのは
秋の折り返し地点
なので「中」秋と書きます

これを「仲」秋と書くと
八月すべての月を指すことになります
初秋は七月
仲秋は八月
晩秋は九月
を表す言葉です

月の🌔満ち欠け🌒の周期は
およそ二十九・五日だから
日にちがずれて
十五夜満月🌕にならないときも
めずらしくありません
いまでは秋の月見は
満月かどうかにかかわらず
旧暦八月十五日の月を
愛でることになっていますが
昔は秋分にほど近い満月🌕を眺めていたとか
ちょうど旬の里芋のようにまん丸いから
芋名月🌕という別名もあります


名月やマクドナルドのMの上

小沢麻結



今日の月🌔
けふ (きょう) のつき




中秋の名月を
俳句の世界では
今日の月🌔と詠むことがあります
また今宵の月🌔
月今宵🌔つきこよいともいいます

花といえば桜
今日の月といえば十五夜というように
ある世界観を背景に持つ言葉
旬にふれれば
なるほどたしかに
今日の月といわれると十五夜のことだと
伝わってきます



十五夜から酒を呑のみ出てけふの月
宝井其角
たからいきかく

けふの月長いすゝきを活けにけり
阿波野青畝
あわのせいほ
🌔📖
されども天は美人を生んで美人を恵まず
多くは良配を得ざらしむとかいへり
彌生やよいの花は風必ずさそひ十五夜の
月雲つきくもかかゝらぬはまことに稀なり
別れ霜📖    樋口一葉

きのふは仲秋ちうしう十五夜じふごや
無事平安な例年にもめづらしい
一天澄渡いつてんすみわたつた明月であつた
十六夜📖   泉鏡花
📖🌔
こんばんは✨✨✨
乱蔵🌔です
満月🌕へと向かう🌔
今夜は見ることが出来ました
照れ
陰暦八月十五日は十五夜🌕
一月の満月も素敵な笑顔🌕が
見えますように






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