

















火の粉があがる夜の広場
熱い缶コーヒー片手に
明日のどんど焼きのために
おじさんたちが
火
をたいて寝ずの番



背の高い竹のまわりに
やぐらを組んでつみあげられた
しめ縄や
お飾りや
達磨たち
あかるい夜の中で
黒いかげぼうしになって
じっと星を見ています


音をききながら


七日にはずした
お正月のお飾りをみんな燃やして
年の神さまを空に送る
その火
で餅を焼き

それを食べて一年の無病息災を
祈ります
火の粉を浴びると風邪を
ひかないそう
十日や十五日に行う地方も
火
が盛んに燃える時

どんどや

とはやすことから
どんど

というそうですが
どんと

とか
さぎちょう

さぎっちょう

小鳥焼き

ともいうそう





今晩は
乱蔵デス
久しぶりの現場は
やはり
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DIE HARD














