放射線治療 | 今日もいちにち生きました

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2016年、直腸癌が再発。
治療の結果、一生の障害を負うことになりました。
2022年胃がん発覚。2023年咽頭がん発覚
3つの癌を抱える今。
以前の私とは生き方が変わりました。
がんと闘い、生き抜くことができた日々。
今日という日をつづります。

7月頭から毎日

放射線をのどに照射しています。

 

副作用は大きく二つ。

 

一つ目はのどの腫瘍が痛むこと。

 

腫瘍の痛みは当たり前だと思われがちですが

治療前は違和感はあれど痛むことはありませんでした。

 

それが照射を始めた途端に痛み出し、

痛み止めのオキシコドンが欠かせません。

 

医師の説明によれば、放射線を当てたことで腫瘍部が炎症を起こしてるとのこと。

 

二つ目は食事が全くとれないこと。

 

食欲がゼロなんです。

食べ物の味はわかります。

バナナは確かにバナナだし、チョコはチョコ。

けれどそこに美味しさがない。

 

何を食べてもすべてが不味い。

味が拷問。

 

加えて飲み込むときの痛み。

 

治療前60キロだった体重は53キロまで激減しました。

これ以上痩せたら日々の活動もおぼつきません。

 

エンシュアという栄養ドリンクでしのぐ毎日です。

 

食べる楽しみを奪われること。

つらい。

生きる喜びが色褪せました。

 

そのストレスを仕事にぶつけています。

おかげで仕事ははかどりますなあ。

 

8月後半まで放射線は続きます。

回復するのは1~2か月。

 

つまり9月頃までは、食事とおさらばの日々が続きます。

私の体よ、もってくれ!