もう一つの病院 | 今日もいちにち生きました

今日もいちにち生きました

2016年、直腸癌が再発。
治療の結果、一生の障害を負うことになりました。
2022年胃がん発覚。2023年咽頭がん発覚
3つの癌を抱える今。
以前の私とは生き方が変わりました。
がんと闘い、生き抜くことができた日々。
今日という日をつづります。

近所のK総合病院で泌尿器科の診察を受けて来ました。

僕が入院手術をした
がん専門のA病院とは別の病院です。

がん専門病院が看るのは、当然ですが、がんのことです。

特に僕の主治医は、敢えて言うなら手術バカで、
それ以外のことを相談しても話に乗ってくれません。
切ることにしか興味が無いのかも。

僕がが手術をしたのは去年の10月15日。
頻便の後遺症の事は聞いていたので、覚悟はしていましたが
実際には毎日のように襲ってくる
予想外のトラブルに悩まされていたんですよ。

最も辛かったのは、睾丸の腫れ。
左側のタマタマがパンパンに晴れ上がりました。

これ痛いんですよ。
経験者でないと絶対に分からない痛みです。

歩けはしました。
でも両足を大きく開いたがに股歩き。
睾丸を内股に当てないためです。

足をがに股に固定したまま、
上半身を左右に大きく揺らしながら前進するんです。

それでも、痛い。
きつかったなあ、あの時は。
去年の11月初旬のことです。

しかもそれ以上に、不安な事があったんです。
おしっこから空気が出てきたこと。

出し終わる頃に
ちんちんの先から泡状の空気が出るんです。
しかも、音がする。ぶくぶくぶくぶく・・・・と。

不気味ですよね。怪奇現象でしょ。
人体の構造から考えてあり得ない。
それが自分の身に起こっている。

その時、僕はフィリピンにいたため、
すぐに病院にはいけませんでした。
ホテルでタマタマを必死で冷やしてました。

帰国後、空港から自宅近くの
K病院に予約を入れてようやく診察を受けた訳です。

先生「いやあ、尿がひどく汚れてますねえ。」

僕「尿の汚れより、タマの痛みが耐えられないんですが」

先生「じゃ、触診してみましょう。見せてください。
   ここ、触ってみてどんな感じですか?」

僕「うおおお、痛い! 痛いです!先生。」

先生「なるほど、ではここは?」

僕「そ、そこはもっと痛い!先生!マジですか!?」

先生「ああ、痛いでしょうね。やっぱりね。」

一通りの診察が終わり、涙目になりながら先生の所見を聞いていました。


所見

◎手術直後なので癒着している可能性がある。

◎癒着のため腸と膀胱壁に穴があき、つながっているかもしれない。

◎そうだとすれば、腸にある、菌やガスが膀胱に入り込んでいるはずだ。

◎尿が汚れ、チンチンからガスが漏れ、タマが腫れているのも
 すべて、説明がつく。

◎手術が原因である可能性があるため、執刀したA病院で調べてもらうべきだ。

◎一応、抗生物質を出しておく。

と、これがK病院の見解でした。

そこで、取るものも取りあえず、A病院に予約を入れ
診察をしてもらったんですが、主治医がまず疑ったのが縫合不全。

そこで、手術した箇所の
内視鏡検査をしましたが
結果は異常なし。

結局、タマ腫れとおしっこガスを治してくれたのはK病院で処方された
抗生物質だった訳です。

その時、思いました。

がん患者といえども、がん病院だけでは対応できない。

がん専門病院は、がんという患部へのピンポイント治療機関です。
それ以外の病気との相関関係にはどうしても弱い。

だから、もう一つかかりつけの総合病院を持っておくべきだと。

という、事で本日も行って来た次第です。
K病院の泌尿器科。


尿の汚れは良くはなっているものの
まだ正常では無いそうです。

2週間後の検査結果をみて処置を検討しましょう、
ということになりました。

今は、二つの病院で検査してもらっている状態。

ただ問題は治療費です。
高額医療制度は月単位・病院単位なので、財布は痛みます。
こちらのほうも涙目~。

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