2020年2月頃と言えば、ちょうど、横浜港に寄港したクルーズ船で、日本で新型コロナウイルスの陽性が見つかった頃です。私が住んでいた外国でも、コロナ感染が広がり始め、だんだんと病院に行きにくい状況になっていきました。私は外国人という理由で、最初の頃、要注意のカテゴリーに入っていると集落長から言われ、びっくりしました(苦笑)


2020年2月25日にクリニックで肺レントゲン写真を撮り、軽い気管支炎の診断で薬が処方され、症状が落ち着きましたが、しばらくすると、また咳や喉の枯れという症状が出てきました。なんでだろうと気にはなっていましたが、咳と喉の枯れ以外、熱も体のだるさ等もなく、元気でした。咳の症状はコロナ感染と被っている症状でしたので、特に病院に行きにくい、面倒だと思ってしまい、クリニックに行った後は、病院に行くことはありませんでした。

次男が鼻のアレルギーで通っている耳鼻科の医者が私の声を聞いて、逆流性食道炎で胃酸が声帯まで届いて、声が枯れているのではないかと言われ、胃酸を抑える薬を飲むことにしました。その薬を飲んで声の枯れもよくなりましたので、数か月飲んで自己判断で薬を飲むのをやめましたが、しばらくすると、また声が枯れ始めました。


新型コロナウイルスが世界中に影響を与える中、私が経営していた小さい会社はもろに影響を受け、仕事はほぼなくなり、でも従業員もいるしで、なかなか大変な状況でした。また、次男の不登校が始まり、うつと診断され、大変な状態だったこともあり、ストレスが溜まっているんだ、やっぱり胃の調子が良くないんだと思い込んでいました。
そのうち、胃カメラを飲んで検査をしようと思いつつ、体は元気だったので、急ぐこともなく、毎日を過ごしていました。