榎田さん | 欠陥

欠陥

こっそり覗いて、
私が何考えてるか知るんでしょ?

そんなこんなで、実家に帰省していたのですが、


その時に、とある場所で声かけられました。


こっちは、お葬式で集まった従妹と馬鹿話をして


久々にテレビ以外で大笑いして


先に帰ろうとしたときに


「違ったらごめんなさい・・もしかして、○○ちゃん??」


と声かけられました。


ん?と、じーーっと見て、あ!とすぐに名前が分かりました。


「榎田さん?」


「そう!」


ビックリしました。


こんなところで知っている人に会うなんて思ってもみなかったし


そのお葬式は、悲しいだけでなく色々な思いがあったから。


よく分かったねと言うと、笑った顔が似てたからと言われました。


私、さっきまで嗚咽して泣いていたのに、笑ってたんだ・・と。


その顔で気付いて声かけられるなんて!


きっと、亡くなった叔父サンが私にサプライズしてくれたんだと思いました。


それにしても、面影はあるものの、確実に大人になっていて


時間の流れを感じました。


「なんか、おとなになってる・・・」というと


「同じだよぉ」と言われました。


私も、見た目は大人になってるんだな、


中身はどーしよーもないけど・・・。


悔しくて寂しくて悲しくて、色んな無念を含んだ突然の死だったけれど


私は私なりに、叔父サンの苦しみをぶつけることが出来ました。


何も変わらないかもしれないけれど、


叔父サンは「やるじゃん」ってニヤニヤ笑ってくれてると。


それでいいや!


人生にムダなんてないんだ!