開業医という小さい集団ですが、職員を募集する際は妻も面接に参加した方が良いと考えます。患者さんという対人相手の接客業の要素、受付事務や伝票の取り扱いの処理力、医療という守秘義務を遂行できる能力、お金や薬品を扱うので不正を働かない人間的要素などなど、誰でも良いというわけにはいきません。

私の場合ですが、応募してきた履歴書で大体の性格が把握できます。以下に最近の傾向や私の判断など書いてみます。参考にしていただければ幸いです。

封筒
「様」「御中」がないもの、「履歴書在中」が書いていないもの、差出人が書いていないもの(ただでさえDMが多いから、見ないでそのままにしちゃうかも)、宛名なのになぐり書きのもの、すごく多くなってきました。字の上手下手はあってもいいけれど、丁寧に書きましょうよ。「おつきあいマナーの本」などを見て、封筒の書き方くらい勉強してほしいです。医院から他の医院への紹介状の返事の宛名を書く時、この人はこんな書き方をするんだな、と思うと相手の医院に失礼になってしまいますから採用する気になれません。

写真
スナップ写真を切り取ったもの(子供抱っこしている写真を切り取ったとか、ピースは勘弁してね)、髪の毛がギンギンの金髪のもの(いくら面接で黒くしてきても常識を疑っちゃいます)、キャミソールで胸の谷間まで写っているもの(院長はうれしいのかもしれないけど)、トレーナーのまんまで撮影~信じられないくらい多いですね~~証明写真のスピード写真でいいので、襟のあるブラウスかスーツを着てとった写真を貼ってほしいです。常識的な人かどうかの判断がおおよそできます。雇用条件に対する不満や、文句が多い人、就業規則に反することを平然とする人、無断欠勤する人などはこの辺があいまいな人が多かったです。

履歴書の内容
うちじゃなくても、どこでもいいでしょ?という履歴書はポイント減ですね。特に、当院のよさを書いてくれているとポイントアップします。また、履歴書の欄に空欄が多いもの。やる気ないでしょ?と思ってしまいます。できるだけ埋めてくださいね。履歴書を返してください、次に使用しますから、なんて平然と言ってくる人や、履歴書の作成日時を修正液で消して書き直したもの(使いまわし)があるのでびっくりしてしまいます。

その他
封筒の中に履歴書だけ入っているのがほとんどですが、中には「このたび求人票を拝見し、ぜひ応募させていただきたいと思い、履歴書をお送りします。よろしくご検討ください」な~んてお手紙が入っていると、こちらも真剣に採用を考えたくなります。


面接
入ってきた瞬間から大体の人となりがわかります。これは私の経験と勝手な独断ですが。ノックして入れない人(無神経。待合室に具合が悪い人がいても気付かないタイプ。また、緊迫した処置中にも足音を大きくしてドアの開け閉めしそう)、頭をさげてお辞儀ができない人(他のスタッフとうまく人間関係が結びにくい)、面接なのに上から下までブランド、更にブランドの紙袋を持ってくる人(私が持っている品まで品定めされそう)、逆に普段着で来る人(常識がない)、「どうぞ」という前にバッグを置いてさっさと座る人(無神経)・・・さまざまです。

ここで、私が申し上げたいのは、『奥様にひらめいた直感(女の勘)がすご~~く大事。』
現在働いているスタッフとうまくやっていけるか等、院長にはわからない部分です。ここで奥様が何か引っかかると感じる人は、採用してからもほとんどと言っていいほど問題を起こします。根拠はありません。波長や波動の問題かもしれません。違った波動の者同士からはプラスは生まれせんから。ひっかかるということは、世の中の波動の流れが「STOP]をかけてくれているということだと思うのです。

一度正職員として採用してしまえば、労働者を守る法律があるので(雇用者を守る法律ってないんですよね)やめていただくのがものすごく難しいのです。不当解雇だ!と訴えでる人も多いですから。嫌がらせをしてきたり。

今までトラブルを起こしたスタッフは、私が「引っかかる」といって渋った人たちばかりです。でも院長は「採用」の判断をしましたので、院長の意見を尊重して採用したのですがその後もスタッフ間で揉め事が多かったり、無断欠勤したり見事に苦労させられました。結果的に私の直感はあながち嘘ではなかったということが院長にもわかったようです。そういう人達は今は違う医療機関で働いているようですが、波動の合う人たちが一緒ならいいでしょうが、きっと先方のスタッフや奥様は苦労されているだろうなと思います。

また、なかなか良い人材が集まらない時はあせって採用しないこと。どうしても人手が必要な時は短い期間で「労働期間の定めあり」で、最初から期間を区切った方がいいと思います。

採用は慎重にしましょう。採用に当たっては、フルに奥様の女の勘を働かせましょう。