コロナ禍で家にいることが多くなりました。
そのせいか、自分を見つめる時間が多くなりメイクにも興味を持つ人が増えてきているようです。
女性は「一度で二度おいしい」が大好き。
「どうせ綺麗になるなら、ついでに運もよくしたい」と考えるのも納得です。
そんなとき注目が集まっているのが「開運メイク」

ネットを調べてみると、あるわ、あるわ・・・
そんな中でとんでもない恐ろしいことを提唱している美容家や顔相見がいることを知りました。
それは「眉が人生の90%を決める」
「眉で70%人生が変わる」というものです。
90%だの70%だのと・・・
そんな数字は、どこから出てきたのでしょうか?
エビデンスのない数字はまったくの眉唾もの
確かに、こういったフレーズはキャッチ―な言葉ですから注目を集めるには十分なものですが・・・
これはあまりにも飛躍しすぎた理論でしょう。
眉を変えて変わるのは「人生」ではなくあくまでも「印象」です。
「人生」が90%も70%も変わったらそれこそ、大変なことです。
確かに眉を変えれば他者からの印象は変わります。
そういう意味では運気は多少変わるかもしれません。
なぜなら、運やご縁、お金、仕事はすべて人を介して得るものだからです。
他者があなたにいい印象を持てばそれだけチャンスに恵まれることが増えるでしょうから、時には運が好転するかもしれませんね。
しかし、眉を変えただけで人生が180度変わってしまうことは決してありませんし、事実、私は長年顔相鑑定で開運指南をしてきましたが、そんな例は一度もありませんでした。
この事実は私だけでなく、提唱している本人も疑問を持ちながら発信しているのではないでしょうか!?
ではなぜ、メイクで開運を唱える人たちがこぞって眉ばかりに注目するのでしょうか?
理由は明確です。
それは、眉は顔の中で一番変えることができやすいものだからです。
メイクで目を大きくすることはできても小さくすることはできにくいものです。
鼻もシャドーで多少ですが高く見せることはできますが低くすることはできません。
口にしても厚いや薄いなど、多少の変化をつけることはできますが、それとて眉ほどではありません。
それに反して、眉は長くしたり短くしたり、細くしたり太くしたり、上げたり下げたり、形そのものを変えたり色々と変化をつけることができる便利なものです。

現代では女性の社会進出も目覚ましく、キャリアウーマンや女性経営者が活躍する時代です。
顔相学では仕事運アップは眉に山を作るへの字眉がいいといいますが、社会で成功をしている女性はみんな眉がへの字眉でしょうか!?
決してそんなことはありませんよね。
また、なだらかなカーブの三日月眉は家庭運がいいともいいます。
それもそのはず、お母さんが怒ったようなへの字眉では家族は安心して暮らせません。
そうです、これらはあくまでも私たちが抱く一般的なイメージによる理屈にしか過ぎないのです。

眉は人間の顔の中でも重要なものです。
眉は「喜怒哀楽」を表現する感情のセンサーであり、知性の象徴です。
顔を変えることで開運するのは眉を変えるくらいでどうにかなるような単純なものではありません。
誰でも飛びつきそうなキャッチ―なフレーズに踊らされて、大事な眉をむやみにいじったりしないようにしてくださいね。

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