…疲れた。


まわりは
ゴールデンウィークで浮かれている。

子供たちは、はしゃぎ。
親たちは、見守る。

「お父さん!」
「お母さん!」
と呼ぶ声が
お店の中に
こだまして、
弾けてきえる。

まるで、シャボン玉のように
膨らんでは、
ゆらゆら揺れる心を
割れないように


いつかは、訪れるだろう。

その時を

僕たちは、

乗り越えることしか

出来ないのだから。