お土産のおすそ分け ~南からも北からも福が来た~
近頃は
自分で旅をすることが
ほとんどなくなったが、
友人知人は
いろいろな理由があって
旅に行く人がいる。
そんな人たちから
お土産のおすそ分けを頂く。
南の石垣島からは
こんなお菓子。
「ちんすこう」
ちんすこうとは、
琉球王朝時代から沖縄県で作られている
伝統的なお菓子のひとつ。
ちんすこうの「すこう」は
沖縄の方言で「お菓子」という意味で、
頭に付く「ちん」が
「珍」からきている説と
「金」からきてる説に分かれているようです。
決して
男性の「チン」ではありません。
珍であるにしろ
金であるにしろ
「高貴な人が食べていた珍しくて高価なお菓子」と
考えて間違いなさそうです。
北の国からは
この二つ。
山形県の
「だだちゃ豆うさぎ」と
秋田県の
「クリーム大福」。
「だだちゃ豆うさぎ」は
鶴岡特産だだちゃ豆を使って作った
こくのあるだだちゃ餡を
柔らかな生地で
優しく包んだスイーツ。
因みに
「だだちゃ」とは
山形の方言で
「親爺」の意。
枝豆好きの殿様が
「今日の豆はおいしいのう、どこのだだちゃの豆じゃ?」
と尋ねたのが語源とか。
最近売り出し中は
鶴岡駅から西へ車で10分ほどの
安丹集落。
減反政策で
だだちゃ豆が盛んに栽培されるようになった地区。
減反転じて福となす。
何が幸いするか分からない。
「クリーム大福」は
秋田比内地鶏卵をさらにおいしくして
とろ~りクリームと
柔らかな餅で包んだお菓子。
比内鶏とは
秋田県北部の米代川流域(比内地方)を中心に、
古くから飼育されてきた家禽。
天然記念物に指定されているが、
一般に食用として流通している品種を比内地鶏という。
薩摩地鶏、
名古屋コーチンと並ぶ
日本三大美味鶏の一つとして
全国に知られている
おすそ分け3品は
いずれも
コーヒーやお茶のお供に
ぴったりのお菓子です。
おすそ分けは
「お福分け」とも言い、
幸せを分けてもらえる嬉しい頂き物。
南からのお福分けは
お嬢さんの結婚式に臨んでのお土産ですから、
福そのもの。
北からのお福分けは
頂いたそのものが
二つとも大福ですから
ダブル大福。
気遣いが嬉しい
小さなおすそ分けの話でした。

