みぞれの中のスズメ ~エサもなく傘もなく~
前号で
メジロの水浴びの時に
そばにいたスズメ。
メジロが飛んでいっても、
みぞれの中に
ぽつんとたたずんでいます。
餌はないし、
傘もないし、
行くところもない。
だから寒い中にたたずんでいると、
仲間がやってきました。
「おい、お前の頭には雪が乗ってるぞ。」
来た方は
そんなことはお構いなし。
同じように
餌もないし
傘もないし
特に行くところもないから、
ジッとたたずむ。
こんな寒い時には、
話すべき話題もないし、
お互いに佇んでいるだけ。
こんな寒い中、
庭に来ているんだから、
ここの主は
姿を見たら粟くらい撒いてくれてもよさそうな・・・。
撒いてやってもいいのだけれど、
姿を見たらすぐに逃げだすから、
ちょっとかわいげがないので、
そうそういつもは撒いてやらない。
ブロックの上は
足が冷たいし、と
後から来た仲間は、
梅ノ木の枝へ
飛び移ります。
木の枝に飛び移っても、
そこでもみぞれは降っている。
だけど、
木の上の方が、
ブロックの上より、
足は冷たくないかもしれない。
相変わらず同じところで頑張っている方は
ちょっと濡れたから羽繕い。
我が家のスズメはずぼらなので、
余り雨の中にいると
濡れてしまいます。
餌はないし、
傘はないし、
行くところもないし、
やることもないし、
だからいつまでも
ジッとブロックの上。








