ミセバヤの子供たち ~繁栄と滅びの姿~ | Totoronの花鳥風月

ミセバヤの子供たち ~繁栄と滅びの姿~



ついこの間まで、


真っ赤に燃え上がっていたミセバヤ。




紅葉の後


命を次世代につないで


葉が落ち始めると、


株には何の未練も残さず


あっという間に散る。




潔い命の輪廻。





自然に任せてもいいのだが、


枯れて落ち始めた


葉と茎を


きれいさっぱり切り取ってやる。




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そうすることで


小さなたくさんの新しい芽は


太陽の暖かい光に包まれる。







今朝の武蔵野の


朝の気温は


ほとんど


零下4℃。



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そんな冷え込みを


ものともしないで、


こんなにたくさんの命が生まれている。







燃え上がった茎の周りには、


その数をはるかに上回る


新しい芽ができている。




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まさに繁栄。




年々株が大きくなるはずである。




生き物の繁栄とは


本来ならばこうでなければいけないのだろうが、


日本人の世界では、


経済的な問題があり、などと


理由を付けて


未婚の男女が増え、


晩婚化が進み、


一人っ子の家庭が増え、


人口はどんどん減少傾向。





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田舎で生きていた


我が父母も


きわめて貧しい生活ではあったが、


あの時代では


「貧乏人の子沢山」という言葉があったほど、


経済的なことが


結婚しないこととか


子供が産めないことの理由には


何もなっていなかった。




そのような環境で育った子供たちも、


自分が貧しいなどとは


何も考えたことはなかった。






それが当たり前のことだった。








今の世代の若人の


経済的理由なんて、


私に言わせれば、


自分が遊びたいだけではないのかと


疑いたくもなってくる。





人それぞれの生き方があるのだから、


とやかくは言うまい。




だけど


次世代が育たないということは、


即、その家系の滅びを見るようで、


ちょっと寂しい。




ミセバヤは


こんなにたくさんの子供が生まれて、


うらやましい限りである。