きものが結ぶ国際交流 3/4 ~十二単衣のデモンストレーション~ | Totoronの花鳥風月

きものが結ぶ国際交流 3/4 ~十二単衣のデモンストレーション~


3回目は


清水とき理事長による


十二単衣(じゅうにひとえ)の着付けお披露目。




十二単衣は


単純に十二単とも書きますが、


清水先生作成の案内状には


「十二単衣」とありますので、


ブログもそれで通します。





舞台での着付けですので、


まず最低限の着付けをしてからのスタートです。



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これに


一重、二重と


重ね着をしていきます。




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十二単衣の


十二は複数、


単衣は単数。




それが合わさって


十二単衣と不思議な言葉が出来上がっていますが、


十二とは


十二枚重ねという解釈は


しない方が良いようです。




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調べた限り、


十二単衣の全体の構成は、


唐衣(からぎぬ)


表着(うはぎ)


打衣(うちぎぬ)


五衣(いつつぎぬ)


単衣(ひとえ)


長袴(ながばかま)


裳(も)からなり、


髪型は大垂髪(おすべらかし)が基本とのこと。



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ただし


五衣(いつつぎぬ・いつぎぬとも言う)とは


袿(うちき、うちぎ)を5枚重ねて着るので五衣とよばれるが


あくまでも


十二単衣の十二とは


「たくさんの」という解釈でいいようです。




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この十二単衣の衣装も、


いつもは芸術館に


大事に保管されている貴重な歴史的なきもので、


いつもこうして


着付けのデモンストレーションが行われるわけではない。





今日は特別。




私も、


展示室ではよく目にしましたが、


人が着ているのを見たのは初めて。





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後姿も優雅ですね。



しかし、


これだけのきものを重ね着すると、


いざという時に


相当不自由をするのではないかと思われるが、


そんなときには


一体どうしたのでしょうかね。




そんなことは考えずに、


今日はその美しさだけを愛でましょう。



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清水とき先生と


記念撮影。




栄誉ある


貴重な十二単衣を着た方は


ヨルダン大使夫人。





こうして、


日本の文化を


全世界に知らしめる国際交流が


粛々として行われました。





次回は


日本のきものではなく


今度は


参加各国の民族衣装のお披露目です。