父の形見の大葉万年青 ~鷲高隈の実生苗~
11月3日は、入間基地航空祭。
1996年3月9日、
父が亡くなってから
すでに18年が過ぎた。
父が若い頃から育てていた
大葉万年青
「鷲高隈」。
育てる主が亡くなったので
枯れる運命にあったものを
私が故郷から
一鉢自分のところに持ち帰り、
それ以来ずっと育て続けているもの。
関東地方では
このような大葉万年青ではなく
小葉万年青が主流なので
ほとんど見ることはないが、
私は
こじんまりした小葉万年青よりも
葉の広がりが滑らかで雄大な
大葉万年青が好きで
大事に育てている。
18年も経つと
これが木なら
相当な大木に成長しているはずだが、
万年青は
いつまで経っても
父のところから来た大きさを保っている。
高く大きくならない代わりに
たくさんの株ができて
いろいろなところに貰われて行ったのだが、
今年初めて、
二世が誕生した。
万年青に種が結び
その種を
春先に植えつけました。
(万年青の種は、一粒ずつ大事に苗床に埋めていくので
「蒔く」という表現は当たらないため、「植えつける」と
表現しています。)
2014年3月26日に
種を植え付け、
やっとこの大きさの芽を出したのが、
2014年6月16日。
ミズゴケに植えつけたのが
3鉢。
種を植え付けてから、
芽が出るまでに
約3か月もかかりました。
3か月かかったというよりも、
他の植物と違い、
万年青が芽を出す季節にならなければ、
簡単には芽を出さない、
そんなかたくなさがある植物のようです。
こちらは砂植え。
ミズゴケで種が腐敗しても
砂植えで出てくるように
二つの方法をとりました。
こちらも3鉢。
どちらも
10粒ほどの種を植えましたが、
いずれも腐ることなく
芽を出してくれました。
この状態が
前述したように
2014年6月16日。
それから4ヶ月以上経ちましたが
今この大きさ。
2014年10月30日現在。
やっと本葉が
2、3枚ほど出てきていますが、
まだまだこんなに小さな苗。
種を植えてから
すでに7か月以上が経過しているのに、
なかなか大きくはなりません。
このような
品種改良された製品は
実生苗を育てると
先祖返りをすると言われますので、
親の特徴の
白い斑入りなどは出てこないかもしれませんが、
でも、
突然変異が起こる可能性もあるので、
もう少し大きくなるまで
様子を見てみたいと思います。
父が亡くなって18年経ち、
やっと二世が誕生した
「鷲高隈」。
どのように変化するのか、
楽しみである。







