台風一過 ~どんぐり全員集合~
武蔵野にも
台風の影響はあり、
そんなに強くはなかったが、
雨が降り
風が吹いた。
高速台風は、
この地には大した被害も与えず
通り過ぎたが、
そのあと
玉川上水散策路を通ったら、
いろいろなところで、
どんぐりの背比べ。
クヌギ?の木の下には、
どんぐりが密集。
押し合いへし合い
仲間が寄り集まっています。
♪どんぐりコロコロどんぶりこ♪
そんな詩的な状態ではない。
もう、
♪どんぐりゴロゴロ♪ である。
こんなにたくさんのどんぐりがあっても、
拾って帰る子供たちがいないのだから、
この歌ももう
きっと歌われなくなるだろう。
わが故郷の海。
♪う~みは広いなおお~き~い~な♪
♪つ~き~がのぼる~しひがし~ず~む♪
良く歌ったものだが、
今では歌われなくなった歌。
♪あかいくつ~は~いてた~お~んなのこ~~♪
♪い~じんさんに~つ~れられ~て~い~ちゃ~った~♪
外国人に
女の子が誘拐された歌かと思った
こんな歌は、
きっともう
歌われてはいないのだろうな。
大きなシイの木の下。
というより、
これがシイの木かどうかは分からないのだが、
下に落ちている実を見れば
きっとシイの木ではないかと思う。
クヌギのどんぐりに比べ、
ちょっと細長い。
どんぐりの背比べ、などと言うが、
どんぐりは
背丈を比べる時には、
横になって比べるしかない。
自分では
立っていられないのだから。
だからみんな
背丈は一緒。
シイの実は
アクが少ないので、
どんぐりの中でも
食べられるどんぐりだと
大人たちに教わったものだが、
食べた記憶はない。
風で落ち
雨で集められて、道路脇に集まったどんぐりたち。
アスファルトの上に落ちれば、
子孫を増やすことなく、
下水道に流され、
その運命を閉じる。
都会に生きるどんぐりたちも、
生き抜くのは大変である。
台風一過のこんな景色。
これもまた自然。
<追伸>
私は
小学校の頃、
「台風いっか」と聞いた時に
「台風一家」だと思い、
「台風にも家族があるのだろうか?」と
真剣に考えたことがあった。
今思えば
懐かしい思い出である。





