放置自転車 ~その数に比例する精神の崩壊~
何とも驚きの事実。
ある地域の放置自転車に対し、
しばらくの警告期間を置き、
なお所有者が現れない自転車を
撤去すると
こんなに山積みになる。
この写真では分かりにくいと思いますが、
決して錆びついたりして、
使えなくなった、そんな自転車ではない。
車輪のリムやスポークや
ハンドルには
錆一つなく、
付属の買い物籠も
綺麗なままの自転車である。
贅沢もここに極まれり。
そして、
この自転車の数だけ、
ものを大事にしようとする心理が
崩壊した人がいる。
もしこの自転車が、
他人に盗まれて
乗り捨てられたものだとしても、
やはり
その自転車の数だけ、
精神の崩壊したひとがいることには
変わりない。
何と表現したらいいのだろうか。
この自転車が、
みんなスクラップになるのだとしたら、
自転車の所有者と同じく、
回収業者の心理も崩壊していることになるが、
多分何らかの手を入れて、
再利用への道が開かれているのだと
思いたい。
それにしても、
使い捨てみたいな心理が、
赤ちゃんの紙おむつや
500円ほどのビニール傘から始まって、
このような自転車にまで及んでいるとしたら、
使い捨てということを
もう一度考えなおさなければいけない。
知らず知らずに、
ものを大事にしようとする心が、
崩壊しているようで、
末恐ろしささえ感じる。
平気で子供を捨てる親も出てくるし、
親を捨てる子供も出てくる。
アリの一穴から、
堤防が崩れる例えもある通り、
どのような安価なものでも
使い捨てということを、
真剣に考え直さなければいけない時に来ている、
そんな気がするこの頃です。
皆さんは
どのように考えられますか?
我が家には
捨てられなくて修理しながら使っている
自転車が
二人しか住んでいないのに
5台もある。
その話題については、
次回。

