原発事故の重大さ ~ニュースの知識だけでは語れない悲惨さ~ | Totoronの花鳥風月

原発事故の重大さ ~ニュースの知識だけでは語れない悲惨さ~



都知事選に絡み、


話題が原発に及びましたので、


もう一言追加します。



多分、


読者の方で、


福島県か


もしくは隣県にお住いの方であれば


福島の惨状は


身をもって感じておられると思いますが、


それ以外の県にお住まいの方、


あるいは


原発とは無縁の県にお住まいの方は、


きっと福島の惨状が


余りお分かりにならないと思います。





ニュースなんてものは、


所詮他人事でしかありません。




「かわいそうに・・。」と言ってみても、


ただ言葉でそう言うだけで、


それ以上の悲しみなど感じないものです。




人は


まるで赤の他人の悲しみなどは、


全く感じないようにできています。





そうでなければ


やっていけないからで、


だからと言って


その人が冷たいわけではありません。






活断層の真上に建っている


静岡県御前崎市の


浜岡原発(1号機~5号機)に事故が起これば


ニュースなどでは言いませんが、


1,300万人が住む


東京都は


偏西風に乗って流れてくる


放射能によって壊滅します。





東京都の壊滅は


日本が滅びることを意味します。




そのようなことを想像できない人は


もう少し


福島原発の悲惨さを


勉強してみてください。





除染活動なんて言うのは、


国家がやっているマスターベーションみたいなもので、


国民を欺く自己満足でしかありません。






対症療法では


病気が治らないのと一緒で、


除染活動で原発事故が治るわけではありません





その証拠に、


いまだに爆発した原発の炉心には


全く近づくことができないばかりか、


それ以上に危険と言われる、


何千本もの使用済み核燃料棒が入っているプールは


まるで手つかずです。




原発の事故が


どのくらい悲惨なもので、


さらに今後


今ある原発が


どのような事故を引き起こす危険性があるのか、


それを知れば、


とても原発推進などはできないはずです。




それを知るための


貴重な本をご紹介します。




gp1


「原発ホワイトアウト」


   若杉 冽 (名前は伏せてありますが、現職官僚)




福島の原発事故は


すでにのど元を過ぎた感じになってきています。




福島の汚染地域の人でも、


もうすぐ帰れるかもしれない、と


思い始めているかもしれない。





放射能とは


そんなに生易しいものではない。





福島県に縁がなく


原発事故など


遠い地域のことでしかない、と思っている人。




是非読んでみてください。




残酷さを知らなければ、


事の重大さは語れません。





そして、


残酷さに目を背けることこそが残酷なのだということを、


知ってください。





TVなどのニュースで


どんなに原発事故のことを


聞いても見ても、


所詮他人事でしかない人には、


是非読んでほしい一冊です。





いとも簡単に


次の事故が起こる可能性があると知れば、


背筋が寒くなる思いです。





現職官僚が書いた


迫真に満ちたストーリーは、


フィクションの位置づけではありますが、


実名の政治家も出てくる


完全にノンフィクションそのものです。





読者の方で、


東京都民の方がおられましたら、


この本を読んで


知事選に生かしてほしいと思います。





私は


政治的に


誰を応援するというつもりはありませんが、


少なくとも


我欲を捨ててでも


原発推進だけはしたくないと思うものです。





投票は自由ですが、


知らずに投票するよりも


知っていてその人に投票するという


1票の責任を行使してほしいと願うものです。