新年のメジロ夫婦 ~平和を保つ妻の奥ゆかしさ~
メジロ夫婦が
夫婦間で
そして周囲の鳥たちと.
平和を保つ
円満の秘訣を
写真で公開します。
単純に人に置き換えても、
学ぶべきことの多い現象ですが、
関東育ちの女性陣からは、
あるいは異論が出るかもしれません。
発言は自由。
でも
討論は致しませんので
ご承知おきください。
仲の良い
いつものメジロ夫婦。
順番は
オスが最初、
メスはその次。
オスが
お腹いっぱい飲む間、
焦りの気配はおくびにも出さず、
じっと待ちます。
早く私にも飲ませて、なんて
オスをせかすようなしぐさはしません。
これだけでも
メジロのメスは偉い。
オスが飲んで
梅ノ木を飛び去ったら、
自分の番だと
蜜容器のところに行こうとしたら、
さりげなく割り込んできた
シジュウカラ。
シジュウカラには
割り込んだという意識はありません。
だから、
責めても仕様がない。
メジロのメスは、
お腹が空いているのですが
じっと我慢して順番を譲ります。
ここで
喧嘩腰にならないところが
メジロのメスの偉いところ。
シジュウカラが終わって
今度こそ自分の番だ、と思っていたら、
またもや割り込み。
スズメだって
悪気はないのですが、
蜜液を飲むときには、
ゴクゴクと遠慮なく飲む。
自分の番が回ってきた時には、
蜜はほとんどなくなっていた。
底の方に
ちょっとあっただけなので、
お腹を満たすほどの量ではありません。
でも、
底を念入りにさらって飲みます。
もう、
飲むというより、
なめている感じ。
私が小さい頃、
おいしいクリームシチューや
甘いカレーライスなどが出た時には、
量が少なくて
お腹いっぱいにならず、
皿をきれいになめ回して、
親に注意されたことを思い出す。
まるで洗った皿みたいに
綺麗になめていたな~、あの頃は。
このメジロのメスは、
余りにも遠慮しすぎて、
自分のものが無くなってしまったので、
少し未練が残ります。
縁なんかなめても、
余り付いてないと思うけど・・。
だけど、
甘みくらいは残っているかもしれない。
こっちをなめたり、
あっちをなめたり・・・。
もう一度
底をなめたり、
でも、
いくらなめても、
もうありません。
こんなことなら
シジュウカラやスズメに
順番を譲ってやるんじゃんかった、なんてことは
考えません。
背に腹は代えられなくても、
ジッと我慢のメジロのメス。
これが
夫婦と
そして周りとの
平和の秘訣。
人の争いごとは、
欲が前面に出て、
物であれば
取り合いから、
意見であれば
自己主張から始まる。
自分の欲を前面に出さず、
譲り合えばいつでも平和。
そんな簡単なことが
人にはできない。
「でもご主人、少し足りないから、もうちょっと入れて!」
そんな顔に見えるメジロの表情。
この時は庭に出て、
ちょっとだけ蜜を入れてやりました。
メジロのメスは
一旦近くの金木犀に退き、
頃合を見計らってまた飛んできて、
ひとしきり飲んで
帰っていきました。
庭の小鳥たちの平和は、
メジロのメスが見せる、
優しい奥ゆかしさで保たれています。
男なんて
所詮女性の手のひらの上。














