もう一つの初詣 ~近所のお寺さんが人気です~
明治神宮の初詣の様子は、
前のブログで書きました。
我が家では
もう一つの初詣があります。
日時が前後しますが、
2013年12月31日大晦日、
紅白歌合戦が終了したら
すぐに近所のお寺さんへ行きます。
だから
お寺さんの門をくぐるのは
大体夜中の11時50分ごろ。
その時には
もう300人くらいの人が集まっています。
我が家は浄土真宗で
このお寺さんは
禅宗のお寺さんですが、
とりあえずお賽銭をあげて
お参りをします。
仏様は
ユダヤ教や
イスラム教や
キリスト教の神様と違って(経典では同一神なのですが)
心が広いので、
他宗教の排斥はしません。
午前0時になって
新年が明けるのを
みんな
たき火を囲んで待ちます。
炎は
見ているだけで
心を温め、
浄化してくれます。
ここで
近所の知り合いに会ったら、
新年のあいさつをしますが、
田舎と違って
向こう3軒両隣くらいしか知らないので、
なかなか知った顔には会いません。
このお寺さんのやることは
毎年ちょっと変わっています。
その一つ、除夜の鐘。
除夜の鐘とは、
本来なら
煩悩の数を表すといわれる
108回を撞くのだが
そのうちの107回は
12月31日のうちに撞き、
新年が明けたと同時に
残りの1回を撞く。
しかしここでは、
新年が明けたと同時に撞き始め、
撞きたい人には全員に撞かせてくれるので、
108回を大きく上回り、
500回くらい撞くことになる。
梵鐘の前には
小さなお賽銭箱。
入れてもよし、
入れなくてもよし。
子供も大人も、
大晦日に並んでもらった整理券の番号順に
1人ずつ撞く。
鐘撞きが終わって
下に降りて来ると、
お菓子とみかんがもらえます。
毎年、
350人分くらい用意してあったのだが、
今年は
お参りに来る人が増えると予測して、
500人分くらいを用意してある。
変わっていることの二つ目。
それは
年越しそば。
ここの年越しそばは
年を越す前ではなく、
年を越してから食べ始めます。
子供も大人も
女性も男性も、
丸ごと一玉入っています。
スープを入れてもらったら、
ネギは好みでそれぞれが入れます。
500人分のネギを
刻んで用意するのは大変だ、という話でしたが、
来てくれた人が喜んでくれれば
それが一番だという。
あちこちで、
みんなおいしそうに食べています。
お菓子も
みかんも
年越しそばも、
みんな無料。
そのほかにも
甘酒と
お汁粉が
これも無料で振舞われます。
係りの人に聞いたら、
カップは600人分くらい用意してあるとのこと。
もし、
お賽銭が100円程度だったら、
このお寺さんのすべてのお賽銭は、
みかんとお菓子とおそばと、
そして甘酒とお汁粉に全部消えて、
赤字は間違いない。
それこそ、
地域の人たちへの
奉仕活動に徹していて、
何億円も丸儲けする
明治神宮などとはえらい違いである。
そんなお寺さんの名前は、
「瑞雲山 妙法寺」。
近所に
こんな初詣のお寺さんもある
新年の話でした。









