シジュウカラの夫婦 ~水入らずの水浴び~
久しぶりに
シジュウカラの登場。
営巣をし始める
春にはまだ遠い季節ですが、
この時期から、
すでにカップルはできているようです。
今日は
夫婦で水浴び。
水浴びは
水に入って浴びるものですが、
こんなのを
「夫婦水入らずで水浴び」、なんて
表現していいのでしょうか。
シジュウカラは、
雪が降っても、
氷が張っても、
小雨でも、
水浴びをします。
人がお風呂に入るのとは
質を異にしています。
彼らは、
羽を綺麗に洗い、
羽繕いをして
飛ぶのに何の支障もないように
常にベストの状態に羽を維持するために
水浴びをします。
飛ぶことが命の彼らにとって、
飛べなくなるか、
飛びが鈍くなることは、
天敵に襲われて
即命を失うことを意味します。
雨の日でも
活発に活動するシジュウカラは、
雨の日には
余り活動しないスズメとは、
清潔感がまるで違います。
変わりばんこの水浴び。
梅ノ木に来るメジロ夫婦は、
良く夫婦一緒に水に入って
仲良く水浴びをしますが、
シジュウカラは
毎日水浴びをする割には、
夫婦で一緒に
水に入って浴びることはありません。
メジロとは違う、
一緒には浴びない、という
何か鉄則みたいなものを持っているようです。
ブロックの上で待っている
シジュウカラの個体が
同じではないことにお気づきでしょうか。
シジュウカラは、
一時もじっとしていませんので、
同じところに
長い間とどまることはありません。
同じ2匹でも、
個体は入れ替わっています。
どんなに水浴びをしても、
彼らの羽は
ほとんど濡れません。
常に脂粉を
羽の一枚一枚に
しっかりと擦り込んで、
水に強い体にしています。
雨の日に行動をしたら
体がみすぼらしく
濡れそぼってくるスズメとは
全く違います。
スズメのように
余り群れて過ごさない彼らは、
自分たちが弱い生き物であることを、
しっかりとわきまえ、
敵に備えていることが分かります。
己の弱さを知ることが
己を生かすことだと
よくわかっているのでしょう。
公園の鳩たちが、
車に轢かれて死んだり
テグスなどを足に巻きつけて
指や足を失ってしまうのは、
生きることに
余りにも不用心になってしまっているからです。
人も、
心したいものです。





