この実なんの実?の解答 ~じつはこの実!~
前回のブログでお聞きした
この実何の実?
一見おいしそうに見えますが、
食べたことはありません。
多分食べられません。
熟れると先が割れてきます。
割れるのは、
例外なく3分割。
これをご覧になったら、
もうほとんどの方がお分かりだと思いますが、
さらに先に進みます。
ぱっくりと実が開いて
中から大きな種が飛び出します。
そうです、
この実はじつは
「椿の実」。
ただでさえ丈夫そうなこの種が、
必要以上に肉厚の皮で
守られている意味が
私にはどうしてもわかりません。
世の中の出来事や現象は、
少なくとも
何らかの必然性があって
そのようになっているのが普通ですが、
この椿の種を包む
皮の厚さだけは
どうしても必然性が感じられません。
きっと
私にはわからない必然性があるのでしょうが、
お分かりの方がありましたら
是非教えてください。
こうやって実が開いたまま、
しばらく木にとどまります。
こんなに大きくて
硬い種は
鳥たちだって見向きもしません。
だから、
この肉厚の皮が
鳥たちから種を守るためのものであるというのは
当たりません。
どのような植物の種でも、
種を包んだ殻が割れると、
一気に外へ飛び出して
株から離れるのが普通ですが、
椿の種は、
開いても
木から離れようとはしません。
多分
その状態でも
種は成熟し続けているのかもしれません。
そして、
成熟し終わると
種は実から零れ落ちます。
殻はというと、
早くに土に落ちるのもあれば、
粘り強く
翌年まで木にくっついているものもあります。
椿の花は、
咲いた後の花が散る様が、
ぽとりと首が落ちるような感じがして、
縁起が悪いという人もいますが、
私の解釈は全く別です。
菊の花のように
萎れてもなお散りもせず
醜い姿をさらすより、
椿の花が
ぽとりと落ちる様は、
いかにも潔い日本の武士の姿にも似て、
私は大好きです。
散り際が何とも言えずきれいです。
咲いては
木を赤く彩り、
散りてなお
株元を赤く彩る椿の花は、
咲いて良し、散りて良し。
花はそのように
非常に散り際がきれいなのですが、
種はというと、
それとは全く逆で、
いつまでも株を離れようとしないところが、
親離れしない
かわいい子供みたいな気がして、
またいいではないですか。
落ちた種は
環境さえ整えば
こうやって親株のそばで
しっかりと芽を出します。
我が家の庭では
椿の木が
親子兄弟
仲良し家族で
元気に成長している
なんともうれしい光景が見られます。
この実何の実?への
たくさんのコメント、
ありがとうございました。






