玄関の花々 ~すし詰めの箱入り娘たち~
またしても
FA(フラワーアレンジメント)の話題。
押し合いへし合いの花は、
私はあまり好きではないのだが、
妻のFAの先生は
よほどこんなのが好きらしい。
すし詰めの花々の登場。
玄関に
突然登場したから、
これは何かと問えば、
「ボックスフラワー」だという。
そんなことは言われなくても分かる。
箱にすし詰めにされているのだから、
当然ボックスフラワーだろう。
私に言わせれば
食えない
「花弁当」。
さらに
テーマは何だと聞くと
今度は
「テーブルフラワー」だという。
背丈を低くして、
テーブルにおいても
邪魔にならないように作ってあるらしい。
だったら、ということで
テーブルに置いてみた。
やっぱり食えない花弁当。
先生の言う、
邪魔にならないように、の
言葉の裏側には、
邪魔になるFA作品もある、ということを、
本人が認めているようなセリフ。
花は自然に活けると
誰も邪魔とは思わないが、
余りにも人工的に過ぎると、
これは何だ?と邪魔な感じになる。
それはいけない。
このテーブルフラワーは、
確かに邪魔にはならないが、
余り感動もしない。
さりげなく後の壁にかかっている額縁は、
今は亡き宮田雅之氏の切り絵作品。
1枚の紙を
1本の刀(とう)で切り出していく
宮田氏独特の作品は、
「刀勢画」という独創の世界を確立。
日本人初の
国連公式認定画家に選任された。
作品とは、
このようにさりげなくそこにあって、
そして自然に溶け込んでいなくてはならない。
テーブルに置いて
写真を撮ろうとしたら、
それだけでは寂しいからか、
妻はコーヒーカップを持ち出してきた。
こうなると
どちらが主役なのか、
もうわからない。
コーヒーカップは
「リチャード ジノリ」 (イタリア)。
リビングの一角に
そのようなカップを入れたケースが置いてある。
毎日3時のコーヒータイムには
私の大好きなコーヒー、
「ツッカーノブルボン」を飲むのだが、
いつも使うカップは
もう20年くらい使っている
私専用の
「ウエッジウッド」のカップで、
ケースの中に入っているカップなど
なかなか使ってもらえない。
花とカップ。
主客転倒になりそうな、
今日のFAの
食えない
箱詰め花弁当の話でした。





