ノウゼンカズラ ~あちこちで花盛り~
暑い夏がやってくると、
この花が目立ち始めます。
私の大好きな
オレンジ色。
家々の庭や、
畑の隅で満開になり、
こんなところにもあったのだ、と
気付かせてくれる花。
「ノウゼンカズラ」。
つる性の落葉樹。
気根を出して樹木や壁などに付着しながら
どんどん成長する。
花の色と、
花の大きさ、
花の数で、
今の時期には
いやでも目につく。
「カズラ」という
濁点の付く名前では
呼びたくないような
綺麗な花。
花の形がラッパに似ていることから
英語では
「トランペット・フラワー」、とか
「トランペット・クリーパー」などと呼ばれる。
この家では、
入り口の横に植えてあるが、
非常に成長の早い木なので、
後数年もすれば、
アーチ形の花のゲートができるかもしれない。
ここでは
地主さんが
畑の片隅にちょこんと植えたものが、
大きく伸び始めている。
地主さんの家が
すぐそこではないため、
落ちた花の手入れができずに、
そのまま放置してあるが、
しばらくは
落花も人の目を楽しませてくれる。
鳥媒花であり、
蜜を多く含む花なので、
世界で最も小さな鳥の
ハチドリが
ホバーリングして蜜を吸う風景は
綺麗な絵になる。
中国原産で、
日本には平安時代に渡来したと言われるが、
藤の花のような大株が
あまり見られないのは、
余りにも伸びすぎて、
樹形が崩れやすいため、
庭木にするのを
みんなが敬遠したからなのかもしれない。
しかし
少しずつ家庭に進出しているので、
もうしばらくしたら、
散歩がてらに
どこででも見られる花に
きっとなるだろう。
梅雨が明けて
ノウゼンカズラの季節がやってきた
武蔵野の夏。




