ブロンズ姫の花 ~朧なる様の美しさ~
少々放ったらかされても、
決してグレないし、
相当暴れん坊だけど、
決してほかに迷惑はかけない。
それは、
「ブロンズ姫」。
鉢から思いっきりはみ出す
じゃじゃ馬姫。
親の血を受け継ぎながら、
親よりも色気があふれる。
自然のままに生きているのに、
美しさを失わず、
時が来れば
きちんときれいな花を咲かせる。
自分の姿に
似せた花。
5弁の花びらは、
全て鋭利で
「寄らば刺すぞ!」の心構え。
渋谷辺りを
ピエロみたいな恰好で
うろつくジャリとは違います。
花の形は
親からもらった血そのまま。
親の「朧月」。
花がだいぶボケていますが、
ボケているからこそ
朧月。
朧とは
モワッとしている様。
朧月とは
ぼんやりと霞んでいる月。
文部省唱歌
「朧月夜」
♪里わの火影(ほかげ)も、森の色も♪
♪田中の小路をたどる人も♪
♪蛙(かはづ)のなくねも、かねの音も♪
♪さながら霞める朧月夜♪
日本語の表現は
きれいですね。
はっきりとしない姿で
綺麗に見えるのは
女性も同じ。
「夜目遠目傘の内(よめとおめかさのうち)」。



