ルネ・マグリットの幻想の世界 ~ピレネーの城~ | Totoronの花鳥風月

ルネ・マグリットの幻想の世界 ~ピレネーの城~




油絵を話題にしたついでに


もう一枚の絵をご覧ください。




過去にも登場した絵ですが、


読者も入れ替わっていますので、


お粗末な絵ながら


改めてご紹介します。



Totoronの花鳥風月-ps1


ルネ・マグリットの


「ピレネーの城」の模写絵です。    Totoron作。





模写なのだから、


自分では、


きっと本物そっくりに描いたに違いないと思っていたのだが、


昨日


改めて本物の絵と比べてみて


驚いた。




確かに構図は似ているのだが、


浮かぶ岩も


雲のある空も、


そして波立つ海も


決してそっくりではなかった。





その


本物のピレネーの城はこれ。



Totoronの花鳥風月-ps3


この絵は


ネットからお借りしてきている絵であるために


本物の絵が


この色調であるかどうかは分からない。




大岩が


青みを帯びているので、


あるいは現品よりも


全体的に青みがかっているかもしれない。





その基本的な色調はさておいて、


岩の描き方、


雲の描き方、


波の描き方が


全く違っている。




油絵の手ほどきを


誰からも受けずに


人にできることは自分にもできると


独自で描きはじめた絵のレベルは


やはり所詮こんなものだったのでしょう。




きっと


模写し始めて


雲や岩や波の


立体感を出すのに苦労した末に、


この程度で妥協したものと思われる。





若かりし頃の挑戦は


この後何作かを描いて


一応絵筆を収めていますが、


これを見て


もう一度改めて挑戦したい気持ちが


むらむらと起きてきた。





何かと


やることが多くなりそうな


近頃である。





~追記~


「ピレネーの城」は


「天空の城ラピュタ」を想像させる。




しかし制作されたのは、


前者は1959年、


後者は1986年である。





だから、


天空の城ラピュタは、


ピレネーの城をイメージして


創られたのではないかと思っても


何らおかしくはない。





ラピュタの作者宮崎駿氏は、


どこかで


ピレネーの城と出合ったのかも知れない。