ケヤキ盆栽 ~若葉萌ゆ~ | Totoronの花鳥風月

ケヤキ盆栽 ~若葉萌ゆ~


私が、


もう何十年も持ち込んでいる


紅白咲き分けの春ボケ


東洋錦の花模様は


先日のブログに書きました。




今ではすっかり散ってしまい


新芽が元気に伸び始めています。





花ものではない盆栽が一つだけあります。


それはケヤキ。




芽吹きの時の美しさが好きで、


これも自分のもとに来て


もう20年くらいになるかもしれません。




Totoronの花鳥風月-ky1


手入れをあまりしないので、


途中の枝が枯れてしまいましたが、


一応模様木の形は保っています。




今、


新芽がきれいです。

Totoronの花鳥風月-ky2


ケヤキの美しさは


なんといっても春の芽吹き時。




このケヤキは、


買ったときには白い覆輪付きの


珍しいケヤキだったのですが、


育てている間に


先祖返りしたようです。




このケヤキの


もう一つの特徴は、


猛烈な


「根上がり」。



Totoronの花鳥風月-ky3


少しずつ根上がりの状態を高くして来て、


ここまでになりましたが、


植木に詳しい人に


「やりすぎだ!」と注意されました。




ここまでやるから、


枝枯れが出るのだそうです。




だから今、


植え替えのたびに


根を土の中に戻しているのですが、


ひげ根との関係で


一気にできないところがつらいところです。




盆栽のケヤキは


いじめていたこともあり、


今頃の芽吹きですが、


武蔵野の自然のケヤキは、


もう新芽が木を覆ってしまっています。



Totoronの花鳥風月-ky4


ケヤキは


自然に伸ばすと


このように


箒を逆さにしたような


とてもきれいな形になります。




盆栽で


このように作ることを


「箒仕立て」


もしくはそのまま


「逆さ箒仕立て」と言います。




ちなみに


盆栽の基本的な形を


いくつか記します。




クリスマスツリーのように


1本まっすぐに立ち上げるのを


「直幹」。




根元がつながったまま


2本をまっすぐ立ち上げるのを


「双幹」。





幹をグネグネとうねらせて模様をつけるのを


「模様木」。




根をこのケヤキのように立ち上げるのを


「根上がり」。




その根に石を抱かせると、


「石付き」。




鉢から幹をうねらせ、


鉢の下側まで持ってくるのを


「懸崖」。




私の春ボケの東洋錦のように、


一本の木なのに


幹がみんな根でつながっているのを、


「根連なり」。



などなど。



色々な形があり、


それぞれに面白味があります。




余談でした。