井の頭公園散策「動物園」 ~かわいい小動物たち~
井の頭公園の動物園には、
サル山、
リスの小径(日本リス)、
野鳥の森、
熱帯鳥温室、
彫刻園、
資料館や
モルモットのふれあいコーナー、などがあり、
子供たちに大人気である。
ゾウの花子だっているのだが、
紙面の都合で
一部の小動物のみご紹介します。
アライグマ。
飼育員が、
時間になると
青い竹筒を中に置く。
すると彼らがやってきて、
その竹筒を抱えたり転がしたりする。
コロコロと転がると、
竹筒の上下に開けた穴から、
自分たちのエサが転がり出てくることを知っている。
だから、
出てきた餌を食べ終えたら、
またどちらかが竹筒を持って転がす。
その繰り返しが、
見ていて楽しい。
ヤマアラシ。
多分夫婦だと思うが、
仲の良いことこの上ない。
あるいは今、
ちょうど春たけなわで、
恋の季節に入っているのかもしれない。
この
背中のとげには、
百獣の王ライオンといえども手が出ない。
若いライオンが、
勢い込んで噛みつこうとして、
鼻っ面にこの棘が刺さりでもしたらもう大変。
手でひっかこうと
地面にこすりつけようと
逆針がついているので簡単には抜けない。
それが自然に抜けるまで
ライオンは何日も
獲物を食べるのに大変な不自由をする。
だから、
ヤマアラシなどは相手にするなと
親から教えられるのだが、
若さの暴走は
時々悲劇を生む。
ハリネズミや
ハリモグラなどのように、
ハリ○○○と呼ばれずに、
ヤマアラシなどというかっこいい名前をもらっているのは、
ライオンをも恐れさせる
そんな背景があるからかもしれない。
ツシマヤマネコ「トラジロウ」。
古い時代に
愛玩動物化されたネコだが、
ツシマヤマネコは
今でも野生の威厳を保っている。
立派に野生で暮らしていけるのだが、
生息数が少なくなってきて、
人工繁殖を試みるために、
井の頭公園も協力している。
全部で5頭飼育されていて、
残りの4頭は現在繁殖中のため非公開。
ということは、
トラジロウだけが独り者で
そして年寄。
そういえば何か寂しそう。
二ホンリス。
「リスの小径」という、
小さなリス舎に
数十匹が飼育されており、
中に入ると
あちこちで色々な光景を目にすることができる。
タイワンリスより少し小柄。
シマリスよりも少し大きい。
東京では
高尾山の林にも棲んでいるらしいが、
自然の中で目にすることは
すばしっこいので
なかなか難しい。
リスは、
ネズミ科なので、
ネズミと同じ仲間だが、
このふわふわしている尻尾のおかげで、
ネズミのように嫌われなくてすんでいる。
尻尾に毛がなく
露出していたら、
ここまではかわいがられてはいなかったろう。
運命を
尻尾が握っているリス。
園の中で
人を少しも恐れず、
すぐ目の前で
色々なしぐさをしてくれるリスは
本当にかわいい。
子供さんと一緒に
是非見学に行ってみてください。
その時には、
決して小鳥でも小動物でも、
「追いかけたらいけない」、ということを、
しっかりと教えてくださいね。
公園の鳩などを、
すぐに追いかけるのは
日本人の大人と子供に共通のことで、
この行動が、
日本の小鳥や小動物が
人から遠ざかる原因になっていることを
知らなければいけない。
親しさの表現は
追いかけることでは決してないことを
子供たちに教えましょう。
モルモットと触れ合える遊び場もありますので、
是非子供たちとお出かけください。
楽しい楽しい
井の頭公園内の
動物園(正確には自然文化園)の話でした。







