井の頭公園散策「桜」 ~2つの花筏~
桜の季節には、
毎年
上野公園や
千鳥ヶ淵の桜を
皆さんに見ていただいていますが、
今年は
ちょっと趣向を変えて、
遅ればせながら
井の頭公園の桜をご紹介します。
正確には
「井の頭恩賜公園」。
「恩賜公園」とは、
第二次世界大戦前に
宮内省が御料地として所有していた土地が、
公に下賜(恩賜)され、
整備された公園で、
庭園が下賜された場合には、
「恩賜庭園」と呼ばれます。
上野公園や
浜離宮庭園などがそうである。
さてその
井の頭恩賜公園。
東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる都立公園で、
1917年(大正6年)5月1日開園。
三宝寺池・善福寺池と並び、
武蔵野三大湧水池として知られる
井の頭池を中心とした公園であるが、
そんなことは
近隣の人しか知らない。
日本桜名所100選にも選定されている。
池には
ハクチョウや
二人乗り足こぎボートが浮かぶが、
浮かんでいるのは
それだけではない。
こちらも仲良く
ス~イ、スイ!
こちらは
浮かんでいるのではなく、
浮かれている。
どこに行っても
桜の名所は
寒いのを我慢して
酒席を楽しむ人が絶えない。
池の水に浮かんでいるものが
もう一つ。
パラパラパラと
散った桜の花びらが
水面に浮いて
一塊になったもの。
誰が呼んだか
「花筏(はないかだ)」。
こんな風流な名前を付けた人の
感性やよし。
ところで
その花筏、
まさにその名前を持った植物があることを
ご存知でしょうか。
「花筏」。
ミズキ科の落葉低木。
別名
「ヨメノナミダ」。
驚くなかれ、
葉の真ん中に花が咲く。
この葉を一枚
水に浮かべれば、
いかにも
筏に花が咲いているような風情がある。
井の頭公園で見た
桜と花筏。
いかがでしたか?
ちなみに
井の頭公園は
「いのがしらこうえん」ではなく
「いのかしらこうえん」であることを
付け加えておきます。







