ルーベンス展鑑賞 ~渋谷BUNKAMURA~ | Totoronの花鳥風月

ルーベンス展鑑賞 ~渋谷BUNKAMURA~


27日、


銀座で歌舞伎役者勢揃いの


パレードを見たその足で、


渋谷のBUNKAMURAで開催中の


「ルーベンス展」に行ってきました。




銀座から


地下鉄銀座線に乗ると


渋谷は終点。




地下鉄なのに


ビルの3階が駅になっています。




新しくできた東急東横線の渋谷駅は


2階から


地下5階に移動。




ちょっと不便になりましたが、


複合ビル


「ヒカリエ」の地下で、


東急の集客の手段だから文句は言えない。





渋谷という町は


東急が仕切っている街ですが、


「109」などの影響もあって、


集まる人がジャリばかりで


忠犬ハチ公も迷惑顔。





東急に関係のないところは、


あまり喜んでもいられない。





ルーベンス展は


「BUNKAMURA」の地下1階で開催中。






「BUNKAMURA」も東急だが、


この複合文化施設は許される。







エスカレーターで降りていくと、


雰囲気が出てきます。



Totoronの花鳥風月-bm1


エスカレーターを降りたら左へ。





ポスターが目につきます。



Totoronの花鳥風月-bm2


このポスターが出ているところは


出口。





さらに左へ行くと、


薄暗い入り口があります。



Totoronの花鳥風月-bm3



美術館の入り口とはとても思えないような


暗さと狭さ。






入ると


中には素晴らしい作品が


ずらりと並ぶ。




日本の美術館は、


作品を光から守るためという口実で


照明が極限まで暗くしてあるので、


作品はさておき、


説明文を読むのに苦労する。



Totoronの花鳥風月-bm4



ルーベンスは、


このような芸術家としては


相当恵まれた環境にあったようで、


生前から名声を博し


教えを受ける人たちも非常に多かった。





だから


その流れをくむ芸術家は多い。

Totoronの花鳥風月-bm5



西洋の芸術家の描く神話の世界で


登場してくる人々は、


筋肉の一つ一つが


解剖学的な動きをしているので、


まるで生きているように見える。






さらに


瞳がらんらんと輝き、


己の目より、


はるかに命の光を宿している。




ただ


人物を描いているのではなく、


その内面を描いているのだとよくわかる。






女性や子供が


例外なくふくよかに描かれているのも


私がヨーロッパ絵画を大好きな理由の一つである。



Totoronの花鳥風月-bm6



少なくとも、


ダイエットなどという言葉はこの世界にはない。





女性の美しさの原点は


絶対にふくよかさにあると思うのだが、


日本人は


美しさをどこでどう履き違えたか、


貧弱な体だけが目立っていけない。






絵画は


好きずきなので


余り個人的な論評は言いたくないが、


武久夢二は


私の大嫌いな画家である。






日本人を


あんなに貧弱に描いたらいけない。




何を言っても


もう後の祭りではあるが・・・・。





彼は生前、


中央画壇への憧れもあったようだが


受け入れられず、


終生、野にあって新しい美術のあり方を模索した人である。





それなのに、


彼の死後


誰かが金儲けのために


じわじわと彼の作品を売り込んだのだろう、


現在のダイエットの波に乗って


少しずつ名を成さしめているのは


少し寂しい。





生きているうちに


ルーベンスに弟子入りさせたら、


少しは画風が変わったかもしれない。






ずいぶん脱線しましたが、


ルーベンス展の様子でした。