山川報才蘭開花 ~貴重な父の形見~
父の形見のホウサイランの花が
今満開の時を迎えた。
父が鬼籍に入ったのは、
17年前の3月19日。
その時まで
田舎の父が大事に育てていた
ホウサイランの一株を
私が貰い受けて育て始めた。
何年かごとに株分けもし、
転勤のたびに
お世話になった方々に差し上げて、
今頃は
花が咲いたよ、と便りも届く。
ホウサイランの花は、
非常に地味は花だが、
香りは一級品。
香りは
人によって好き嫌いがあるので、
私がこれが一番と
押し付けるわけにはいかないが、
私の中では
どんな花の香りよりも
飛びぬけて一番。
「山川報才」。
ホウサイランも何種類かあるが、
この山川報才は
中でも秀逸。
花は、
このように株の基部から立ち上がってくる。
このような花が
この株からは6本も立ち上がってきた。
この花が大好きだった父のために
このランの花をデザインした骨壺を制作し、
お骨はそれに入れ替えて、
築地本願寺に納骨してある。
この花が咲くころになると、
在りし日の父の顔が浮かんでくる。
もう17年にもなるのに、
高校時代から下宿生活をし、
親の元を離れて暮らしていたから、
今でも両親は
田舎で暮らしているような気持でいる。
でも、
今では両親とも
仲良く築地本願寺。
母の骨壺は
同じく手作りで、
ひまわりの花のデザイン。
手作り骨壺のブログは下記をご覧ください。
二人の仏前に
ランの花をささげる。
両脇は
今でも盛りのポインセチア。
ランの鉢は
今3鉢が花を咲かせており、
部屋中に香気が漂う。
このランの花も
そしてポインセチアも、
命日の3月19日までは、
しっかりと長持ちする。
永遠の命をさづかった両親には、
自分の子供たち3人とその家族、
そして我が息子夫婦ら
一族の健康を
いつまでも見守っていてほしい。



