シジュウカラ雪の中の水浴び ~冷たいなんて思わない~
おととい降った雪は
庭に15cmくらい積もったが
きのうの好天で道などはだいぶ融けた。
我が家の庭の雪は
自然のままに放置していたため、
花壇と芝生には
まだたっぷりと積もっている。
そんな中でも、
きれい好きのシジュウカラは
毎日の水浴びを欠かさない。
過去何年もの観察で、
小鳥たちは、
雨が降ろうと
雪が降ろうと、
霜が降りて氷が張ろうと
水浴びを欠かさないことは
皆さんにもお知らせしました。
小鳥たちの水浴びは、
羽(フェザー)と羽毛(ダウン)の余分な脂粉やほこりを洗い流し、
新しい脂粉を塗り込んで、
雨に全く濡れない体を維持するために行う
生きるために必要なことなのです。
雨の日でも
飛翔力が落ちないようにすることは、
他の敵から身を守るために
とても大事なことです。
清潔にしておくことは、
命を守ることに他ならない。
だから、
雪の日でも
どんなに寒い日でも
水浴びは欠かせません。
浴びている姿を見れば、
彼らの体が濡れていないことにお気づきだと思います。
もし
羽の手入れを怠り、
雨の日に濡れそぼったとしたら、
飛ぶ力が極端に落ちます。
そんなところを
カラスやモズなどに襲われたら、
到底逃げ切れるものではありません。
カラスやモズは、
獲物を狙う習性があるから、
飛ぶスピードも相当なものを持っています。
小鳥たちは
彼らから身を守るために、
彼らよりも俊敏で、
小回りがきかなくてはなりません。
だから、
羽の切れをよくするために、
いつも清潔にして
脂粉をしっかり擦り込み、
雨には全く濡れない体を維持します。
羽も洗いますが、
首から上も高速回転。
オートシャッターでは頭部を止まった状態では写せません。
尾羽もきれいに洗います。
尾羽は、
体のバランスをとったり、
ブレーキをかけたり、
高速カーブを切る時に大事な役割を果たします。
こんなに水浴びをしても、
フェザーとダウンの脂粉やほこりをとるだけで、
体は決して濡れません。
人の入浴とは違って、
体が全く濡れないので、
寒さを感じない理屈です。
正確にいえば、
抱卵の時に卵を温めるために
腹部の一部分に
羽毛の生えてないところがあり、
そこの肌は少々濡れるでしょうが、
もともとの体温が高くて、
さらに
人でいえば顔や手を洗うのと一緒で、
その部分は冷たさに強くできているものと思われます。
雪を見ながらの水浴び。
人ならば
「雪見て一杯」のような感じで、
水浴びを済ませました。
TVなどで放映される
人の寒中水泳の後の姿と比べてみてください。
人は
とても暖がなくてはやれませんが、
シジュウカラは
どんなに冷たくても
どんなに寒くても、
すっきりした顔をしています。
人間の英知は
素晴らしいものですが、
冷たさや寒さに負けない
野生の強靭な体も
また素晴らしいではありませんか。






