メジロのメスのやさしさ ~控え目がもたらす平和~ | Totoronの花鳥風月

メジロのメスのやさしさ ~控え目がもたらす平和~



我が家に毎日飛んでくる


番いのメジロの


メスの方の物語。




こちらは、


胸の金色がいかにもきれいなオス。


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夫婦で一緒に来ていますが、


必ず自分の方が先に蜜液を飲みます。



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その間、


メスの方はじっと傍で控えます。


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決してオスより先に飲むことはありません。






オスがお腹を満たして、


その場を去るまでじっと待ちます。


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オスが飛び去って、


初めて蜜液を飲めるようになります。






待つ、ということが


自然ではどれほどつらいことか


分かっていますがそれは自然の摂理。



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待てばこそ、


安心して蜜液を飲める時が来ます。






先を争って、


自分の欲求を前面に出したら、


争いになることは目に見えています。



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待つ、という心があればこそ、


安心して蜜を飲めます。




待つという態度は、


相手を思いやるということです。





飲んでいる最中に


シジュウカラのお出まし。



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他の種類の鳥だから、


君は後だといえるような気がするのだが、


メジロのメスは、


シジュウカラの行動を先読みして、


蜜が欲しいのだろうと席を譲ります。



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この場所を飛び立たずに、


すぐ近くで控えているのは、


自分がもっと飲みたいからで、


それでも


自分の欲求を抑えて


シジュウカラに席を譲ります。



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シジュウカラが飲むのを横目で見ながら、


飲み終わるのをじっと待ちます。





シジュウカラは、


蜜液を主食としていないので、


少し飲んだらすぐに去ることがわかっています。





時には


蜜液をほとんど飲まないスズメもやってきます。



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それでもやはり、


優しいメジロのメスは


スズメにも蜜を先に飲ましてやります。





あっちを向いて知らんふりをしているけれど、


飲みたいお気持ちが態度に表れています。



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いかにもわざとらしいシカト。




それでもそれは、


優しいメジロのメスの態度です。






そして、


みんなが満足したら、


やっと自分の番です。



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落ち着いてゆっくり飲みますが、


たくさんの仲間に先を越されました、




彼女だってお腹はすいているのですが、


じっと我慢をして相手に譲る、


この気持ちが


仲間同士の平和を保っています。





これがメジロのメスのやさしさ。





この映像を見て、


早い話、


「一番弱い立場だから、譲っているだけじゃないの?」、


と言うあなた。





あなたの判断は一面では正しい。





しかし、


あなたの判断には、


単純に弱肉強食の理論があるだけで、


このメスのメジロにあるやさしさを


思いやる気持ちが全くない。




相手のことを考えないで、


自己主張するだけの人は


時として相手を大きく傷つけるのだが、


そんなことには気づきもしない。





人は、


男女平等を叫ぶあまりに、


女性は女性のやさしさをなくし、


男性は男性の思いやりをなくし、


お互いが競うべきではない相手と競い合っている。





何かおかしくないだろうか。





戦争の最前線には


絶対に女性は投入できないのだし、


銃後の守りを男性にやらせるのは、


余りにも意味がない。






男と女の住み分けを


しっかり守って


それでこその共存であるし、


それでこその男と女である。・・・・と、


私は思う。






女性は


強ければいいというものではない。






人以外の生き物の世界は、


女性と男性のすみわけができているから、


平和が保たれている。





同じ種類の動物で、


際限のない殺し合いをしているのは


人間だけである。





そこには


我欲が優先した


個人主義があるだけで、


メジロのメスが持っている


相手に譲るというやさしさは全くない。





人は、


無能としか言いようがない。