武蔵野の寒い朝 ~ヒヨドリまで下りてくる~
水も凍るほどの寒い朝は、
鳥たちも
自分の飲む水に事欠くようで、
我が家の庭に置いてある
小鳥のために水盤に、
今日はヒヨドリまでがやってきた。
今朝の気温はー3.5℃。
当然水盤の水も凍っているので、
その氷を出して、
新しいぬるま湯に入れ変えてやる。
ぬるま湯でなければ、
変えてしばらくしたら、
また表面が凍り始めてしまうから。
凍り始めは
ごく薄い氷なのだが、
小鳥たちには、
くちばしでそれを割って飲むという知恵はまだない。
ヒヨドリは、
我が家にいつもやってくる
シジュウカラや
メジロ、
そして
スズメなどより、
はるかに用心深いから、
なかなか地面には下りてこないのだが、
きっといつも水を飲む
自然のたまり水や
どこか公園の
手洗い場の水も凍っているのだろう。
夜が明けてから、
まだ1滴の水も飲んでいない。
鳥たちにとって
水は
一日なければ命にかかわる大事なもの。
危険と隣り合わせでも、
ほかに飲める場所がないのだから
命には代えられない。
ごくりごくりと
実に気持ちよさそうに飲む。
特に
氷が張っていた、
ほとんど零度の水と違い、
この水はのどにやさしい温度にしてある。
一口ごとに周りを見回し、
安全を確認する。
この
用心深すぎるほどの用心をして、
彼らは
命を長らえることができる。
公園のイエバトのように、
人に慣れすぎると、
車にひかれたり、
足に糸が絡まったりして
命を縮めるものが少なくない。
非常に用心深い
ヒヨドリにはそんなことはない。
それにここは、
スズメやメジロや
シジュウカラが、
毎日遊ぶ庭だから、
安全は保証付。
でも、
来るのはいいが、
頼むから
スズメやメジロや
シジュウカラを
遊びのつもりでも
追い回さないでほしい。
君たちが、
もう少しほかの小鳥たちに優しければ、
そして
もう少し人懐っこければ、
他の小鳥と同じように
人にも好かれるのだから・・・。
ほとんどこれは
個人的な考えでした。
武蔵野の寒い朝は、
ヒヨドリまでも我が家にやってくる朝です。





