正月料理 ~「無事これ名馬」「無事こそ平和」~ | Totoronの花鳥風月

正月料理 ~「無事これ名馬」「無事こそ平和」~


毎年のことながら、


正月料理で酒を飲むと


おいしい。




なぜなら、


みんな酒の肴になりそうなものばかりだから。




そして、


家族が揃うから。





いつもは二人分しかない料理が、


今日は4人分食卓に。




Totoronの花鳥風月-sr1



内容的には、


質素に、


そして一見豪華そうに。




カズノコと


有頭エビがあるだけで、


豪華そうに見えるが、


そのほかは質素そのもの。



Totoronの花鳥風月-sr2



写真左下はお雑煮だが、


今日はお澄ましタイプ。





私は、


鹿児島育ちなのに


ほぼ5年おきに


福岡、


神戸、


広島、


福岡、


名古屋、


東京と


転勤を繰り返してきたので、


料理の基本がなくなり、


郷に入らば郷に従えで


いろいろな味になじんできた。





だから今でも


みんな好き嫌いなど言わず、


なんでも口にできる。





戦後生まれに贅沢はない。




土地を移動することにも、


何の抵抗もない。




「人生は旅」だと思っている。





一人息子も、


広島、


福岡、


名古屋、


東京、と


その教育課程でいろいろな地域を転々としてきたけれど、


何の問題もなく


自分の目標を達成した。





去年の家族の無事を祝い、


今年のみんなの無事を祈って


朝から「乾杯!」





私は、


日の高いうちからお酒を飲むことは、


いつもは絶対にしないのだが、


正月の祝い酒だけは例外。





昨年の正月と同じ


変わらぬ正月を迎えた。




変わらぬことこそ平和の証。




東北の被災者が、


先祖の墓だとか、


村のみんなとの交流だとか、


そのようなしがらみにとらえられて、


放射能に汚染された地域を離れずに


子供や孫を


その汚染地域に住まわせている


そんな親の心理が、


数年おきに異動を繰り返してきた私には、


まるで分らない。





現代俳句の


俵万智さんは、


被災地を離れようとしない親たちからは、


福島を捨てた、などと


陰口をたたかれながら、


子供のために


石垣島に居を変えた。





子供のためを最優先に考える親の愛情こそ、


本当の愛情であると信じる。




親のしがらみ、


親の欲など、


そんなもので子供を縛って、


危険地域にすまわせている親の気持ちは


一体なんなんだろう。





そんなことは起こりはしないだろう、という


能天気な考え方で


万全の対策を怠った原発事故が何百万の人々を


苦境に陥れている地域に住んでいて、


自分のことになると、


そんな東電と同じような愚かな考え方に縛られている。





あれだけの事故にあいながら、


何も学習をしていないことは、


信じられないことである。




今から移動しても、


多分もう手遅れだろうが、


10年後、


20年後に


子供たちに


不治の病が発症しないことを祈る。