青空に映える柿の実 ~郷愁を誘う景色~
ちょっと以前の撮り置きの写真。
埋もれさすのが勿体ないので、
遅ればせながらアップする。
武蔵野では
どこでも見られる
初冬の景色の代表作。
季節を感じていただくよりも、
色の美しさを感じてほしい。
私は
この色の対比が大好きだ。
柿の実の橙色と、
空の青。
日本人なら
きっとだれでも好きだろう。
柿の実が熟れると
来訪者が後を絶たないが、
この時は
ヒヨドリ一羽だけ。
この時期には、
このような木は他にもたくさんあるので、
鳥達にとって
特にこの木でなければならないことはない。
この木の持ち主は、
この柿の実を収穫しないので、
鳥達にとっては食べ放題。
しばらくつついていたが、
叫び声も激しく
どこかへ飛び去って行った。
時々は、
この木の枝で、
メジロの鳴き声も聞く。
ムクドリの群れがやってくると、
木は大賑わいになる。
青空をバックに輝く
柿の実の色。
昔は、
柿の実をみんな収穫せずに、
今年の豊作を感謝し、
来年の豊作を祈って、
木に1個だけ残しておいた。
1個だけ残った柿の実は、
「木守の柿の実」と言われ、
農家の方のやさしさを表したものなのだが、
近頃は、
一つも収穫せずに、
木にならせっぱなしだから、
農家の方のやさしさも影を潜めた。
季節はいつも変わらず
確実に移ろいで行くが、
人は少しずつ
変わっている。
いつまでも変わらぬ
自然な心を持ち続けたい。




