ケンタッキーフライドチキン ~カーネルおじさんを喰う~ | Totoronの花鳥風月

ケンタッキーフライドチキン ~カーネルおじさんを喰う~


食べ物の話題は、


男の私には余り似合わないと思うので、


ブログで書くことはほとんどありませんが、


先日、


十数年ぶりに食べた


ミスタードーナツについて書いたところ、


思いがけなくたくさんの方からコメントを頂き、


びっくりしました。




そのブログに、


ケンタッキーフライドチキンも


その値段に怖気づいて、


なかなか食べられないでいる、と書きましたところ、


勇気を出して食べてみて下さいと言う、


みなさんの声があり、


自分ではどうしても買えないだろうから、


女房殿に


値段には目をつむって


買ってきてくれと頼みました。





それがこれ。




「ケンタッキーフライドチキンお買い得セール品」。


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きっかり 1,000円。



サラダが付いています。




恐る恐る蓋をあけると、


「じゃ~~~ん!」




何十年振りかで我が家の食卓に乗った


「ケンタッキーフライドチキン。」



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4個のフライドチキンと、


フライドポテトが入っています。




1,000円で、チキン3、4個だけだと思っていたので、


サラダとフライドポテトが付いていたのには


ちょっとびっくり。




そしてそのため、


1個当たりの単価が下がった感じがして、


1,000円でも許せるような気がしたのだから、


人間の欲というものは


簡単に判断を誤らせる。





でも、美味しそう!




サラダは、


私の大好きなポテトサラダかと思っていたら


細かく刻んだキャベツのサラダでした。



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でも


おまけみたいなものだから、


それでもいいか。





否、


女性はむしろこちらの方を喜ぶかもしれない。







とりあえず食事なので、


皿に盛ります。



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皿は決して小皿ではありませんが、


皿から溢れそう。




4個のチキンは、


もも肉、


アバラ肉


手羽付き腕肉


胸肉、


ではなかったかと思いますが、


余りにも久しぶりなので違うかもしれません。







食べている最中のものを載せるのは、


余り品があるとは思いませんが、


美味しさを感じていただくために


半割にした肉の写真を見ていただきます。



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チキン料理は


何でも大好きな私ですので、


フライドチキンが美味しくないはずがありません。





長い間


食品メーカーに在籍していましたので、


食品の美味しさには比較的通じています。





食品の美味しさを一口でいえば、


「美味しさは油(脂)」、


これに尽きます。






とんかつ


カツドン


海老フライ


てんぷら、


マグロのトロ、


牛の霜降り肉、


はまちの油身、


クジラの尾の身、


み~んな油の美味しさです。


さんまもカツオも


油がのればみんな美味しい。





だから、


あっさり味のチキンでも


フライにすれば嫌でも美味しくなりますが、


ケンタッキーフライドチキンには、


更に美味しさの秘訣があるようです。





1つは


秘伝の11種類のスパイス。



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ハーブや香辛料は


バランスが大事で、


多ければいいというものではありませんが、


でも、


家庭料理で11種類もの調味料を使うことはないでしょうから、


やはり美味しくはなっている。





2つ目の秘伝は、


独自の調理講座ライセンス取得者の


手作り品である、ということ。



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これについては、


私に言わせれば余り味とは関係ないかも。





独自の調理講座と言っているのですから、


これは社内資格であって、


調理師免許などとはちょっと違う。





どれほど厳密なものなのかが分からないので、


きっとうたい文句だけでしょう。




すべての店頭に


そんな人がいるとは思われない。




そして


「手作り」と言っているが、


日本全国で


1日に何百万個も売れる商品が


手作りで間に合うはずがない。





手作りでなくったって、


美味しいものは美味しい。






「手造りが何でも良いという誤解」。


                                           Totoron




この川柳は、


某大手新聞の川柳欄に掲載された


筆者の入選作品。






名古屋で大きくなった


「Coco一番屋」のカレーは


一番最初は


小さな喫茶店で出していた、


○○食品の○○カレーという


レトルト食品だったことを知る人は少ない。





当時、


ここのカレーはおふくろの味がして美味しい、と


何も知らない客がいい始めたのがカレー屋の始まり。






スパイスをふんだんに使って


美味しい味を出しているので、


家庭で作るカレーより


レトルトカレーの方が美味しくて当たり前。






3つ目は


「高温高圧調理」をしてあるということ。




これはいわゆる


レトルト釜を使って調理してあるので、


レトルト食品や


缶詰などと同じ調理過程を経ていることになる。





だから、


当然肉が柔らかくなるし、


味が肉の内部に染みわたる。




家庭での


圧力なべを使った料理を考えてもらえば良い。




これについては異存はない。










美味しくて、


思いっきりがっついて食べたのだが、


残り一個は残してしまった。




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サラダとフライドポテトを


まんまと食べさせられたので、


残るほどたくさんあった、というイメージになり、


1,000円でも安かったかもと思ってしまった。






なにはともあれ、


何十年振りかに食べたケンタッキーは、


予想通りの美味しさだった。







ケンタッキーフライドチキンを食べただけなのに、


またしてもこんなに長いブログになってしまった。





最後までお読みいただき


ありがとうございました。