バラ・クリスチャンディオール ~剣弁高芯咲きの高貴さ~
庭にあるバラの花は
わずかに7種。
それぞれに思い入れがあることは、
そのたびごとに書いている。
その思い入れの一つに、
どうしても譲れない花の形がある。
バラの花はこのように咲かなくてはいけない。
それは
「剣弁高芯咲き」
クリスチャンディオールが
それを見事に見せてくれる。
「クリスチャンディオール」
6月5日の映像。
血は隠せないもので、
蕾の内からその気配が漂う。
輝くような赤色なので、
オートで撮影したらこれが限界。
太陽を写しているようなもので、
陰影を制御できない。
しかしそれは良い。
問題は姿。
6月8日には見事に開花。
この尖った感じをご覧ください。
これこそ薔薇。
バラはこう咲かなくてはいけない。
今はやりのイングリッシュローズに
今一つ馴染めないのは、
私の考え方が古いからだろうか。
イングリッシュローズなるものが出て来た時には、
薔薇の品格が落ちるようで、
見るのも嫌だったのだが、
しかし慣れとは怖いもの。
それなりの花として
愛でることができるようになった。
でも
薔薇の花としてではない。
陰にして撮影すると、
少しは立体感が出る。
この花の形が私は大好きで、
迷わずに購入した花である。
この花への思い入れは
次のラベルを見ていただけば分かる。
このラベルは手作り。
この花のために
雨にぬれても大丈夫な材質で、
自分で何枚も作り上げた。
花が余りにもお気に入りのため、
切り花にした後の枝を捨てがたく、
挿し木にして新しい株を作り、
薔薇の好きな方に差し上げているが、
その時に
この名札を一緒に付けて差し上げている。
大事にしてほしいという
自分の気持ちを込めて。
その花が、
今どんどん蕾を膨らませている。
今年もまた、
ラベルと一緒に
新しい株が
誰かの元に行くだろう。




