シジュウカラとスズメのヒナの里帰り ~成長した姿~
我が家の敷地に設置してある
お粗末な手作り巣箱から、
シジュウカラとスズメのヒナが
一気に巣立っていったことは
前のブログで書いた。
2012.5.10 撮影。
いつ巣立ってもおかしくないほど成長してきたので、
巣立ちに立ち会えなかった時に備えて
念のため写真撮影したものですが、
この翌日(5月11日)の未明に
全員が一斉に巣立っていきました。
それから約3週間後、
彼らは親鳥に連れられて、
我が家の庭に帰ってきてくれました。
これは5月30日の写真。
後ろ姿ですが、手前がヒナ鳥、向こうが親鳥。
この前にも、
たびたび庭へ飛んできて、
それぞれ好きな木々の中に姿を隠し、
「ジージージージー」と
ヒナ独特の鳴き声を上げるので、
来ていることは分かるのですが、
飛翔力が付いていて、
なかなか姿を写真に撮らせてもらえませんでした。
これは5月31日の写真。
もうすぐ親離れ子離れをする時期が迫ってきています。
こうやって甘えられるのも、
あと数日のことかもしれません。
スズメのヒナは、
1羽目が5月17日に巣立ちしました。
巣立ち当日のヒナの写真。
巣箱の中に
ヒナが3~4匹はいたはずですが、
残りのヒナは
これもやはり翌日の未明に、
全員無事に巣立って行きました。
そのヒナたちも、
やはり親と一緒に庭へやってきます。
巣立ってから20日弱。
まだまだ親鳥に甘えます。
この餌はこうやって食べるのだよ、と
親鳥が一生懸命教えます。
ヒナはもう、
自分で粟を拾って食べられるようになってはいますが、
やはり親の口移しの餌が一番おいしいと見えて、
いつまでも親鳥からもらいたがります。
この行為が、
愛情の伝授と言う意味で、
非常に重要な役割を果たします。
親鳥から、
こうやって愛情を受けて育つと、
この子スズメたちも、
自分が子供をもうけた時に
立派に親と同じような行為を行い、
愛情が次の世代にどんどん受け継がれていきます。
人の親は、
ややもするとこのような行為を
人の手に任せ、
親としての愛情の伝授を行っていない人が増えて来ました。
子供が親に逆らって
ひねくれた育ち方をしたのは、
社会が悪いと、
そんな親はすぐに人のせいにしますが、
そうではありません。
自分が充分に
親としての愛情を子に与えたかを
反省してみる必要があります。
少なくとも
小鳥たちは何代にもわたり
同じように愛情の受け渡しをしてきました。
だから子供達は
だれも落ちこぼれることもなく
みんな無事に育っています。
この写真は5月31日の写真。
夕日を浴びて、
親子でほのかな団欒のひと時。
子育てに全力を尽くし、
我欲はすべて捨て去って、
やるべき事をやった満足感が漂います。
あなたは自分の子供を社会に巣立たせた時、
何も思い残すことはない、と断じることができるような子育てができましたか。
自分の欲が前面に出て、
子育てがおろそかになると、
とりあえず子供は巣立ちますが、
親の愛情を余り感じて育たなかった子供は、
自分の子供にも余り愛情をかけない育て方をし、
負の連鎖が続くことによって
いずれ不幸を背負う人が出て来ます。
自分の子孫に負の遺産を残さないように、
悔いのない子育てをしてくださいね。
小鳥たちの親子を見て、
毎年同じことを考えているひと時です。








