国営昭和記念公園散策 5 ~虞美人草の顔・顔・顔~
ポピーの群れ咲く様の美しさは、
前回と前々回でご覧いただいた。
今日はその
1つひとつの顔の美しさを
ご覧いただこう。
美しさを現わすのに
言葉は要らない。
見て頂くだけで充分だろう。
前日の暴風雨に耐えて、かろうじて姿勢を保っていますが、
美しさは微塵も失われていない。
倒れてもすぐに花だけは起き上がります。
見た目以上に強い花です。
泥の上でも、きれいなものは奇麗。
匂い立つような美しさ。
倒されても更に燃え上がります。
一つ一つが、似ているけれど非なるもの。
それぞれが自然のままに美を競います。
否、
花自体は競い合ってはいません。
自然に己の誠を咲くだけ。
それが自然であるだけに美しい。
真っ赤なシャーレーポピーの絨毯は
こんな花ばかりかと思ったら大きな間違い。
こんな花だってあります。
これなどは、八重の衣をまとっています。
人であれば十二単みたいなものだろうか。
こんな模様は、ミッソーニが手本にするかもしれないような繊細さ。
シンプルなひと色もまた良し。
アンバランスなバランス。
足を運ぶ先々で、
みんな美しくて、
これは写真に撮っただろうか、などと考えておられないため、
似たようなものが重複しているかもしれないが、
そんなことは気にしない。
見る人も
気にしないで見てください。
赤にもいろいろあります。
手を触れればやけどしそうな・・・。
周りだけ燃やすおしとやかさ。
紅蓮の炎に焼かれて、隣の花も無事ではおれない。
花というものは、
およそどんな花も、
色が違えば、
あるいは模様が違えば、
それぞれに自分の名前をもっているものだが、
ポピーはそれぞれに
名前など付いていないのだろうか。
余りにも変化が激しく、
名前など付けられないのか、
それとも
その模様を固定できていないのかもしれない。
咲いてみなければ分からない、
そんな不安定さがこの花の魅力。
そうだとしても多様だ。
花だけ見れば
ボタンともシャクヤクとも、
イングリッシュローズとも言えるような咲き方。
色調が豊かで、見あきない。
紙面の都合もあるので、
これで締めよう。
前回のブログでも登場願った、
シャーレーポピーの代表写真。
こんな花が
花壇を一面朱に染めて、
昭和記念公園に咲き誇っています。
私がポピーを見に行った日の前日は、
午後から突然の暴風雨が吹き荒れ、
雷神までも大暴れして、
みんな恐れをなして家の中に閉じこもったばかりだったので、
この日も前日と同じように
暴風雨・雷注意報が出ていたため、
昭和記念公園みたいな
広い広い場所に
花の観賞なんかに来る酔狂な人も少なく、
そのため
だれにも邪魔されずに心ゆくまで観賞できたのは
幸いであった。
これで昭和記念公園の
ポピーの連載は終わりますが、
あと、付録を一つ二つ掲載しますので、
また時間を見て
遊びに来て下さい。
たくさんの写真を
最後まで見ていただいて
ありがとうございました。
























