東洋錦のクローン ~植物ならではの技術~
優れた能力を持ったものを、
その遺伝子や細胞を利用して、
再現させたものを
「クローン」と呼びますが、
挿し木や接ぎ木で
その才能を維持することは
言ってみれば
クローンの技術だと思います。
私のお気に入りの
春ボケ
「東洋錦」。
これは4月12日の姿。
昨日花がらをみんな摘みとって、いまは花は一輪も付けていません。
毎年9月か10月には、
木の姿を整えるため
剪定して余分な枝を切り落としますが、
その時切り落とした枝を
捨てるに忍びず、
挿し木をしていたら活着したものが、
庭の隅に植えてあります。
さすがは地植えで、
鉢物と違い大きくなること。
それがこれ。
赤い花の株は、
1本の挿し木から増えたもの。
その何年か後に
白い枝を挿し木して植えたものが手前の1株。
まだ成長段階です。
奇麗に親の血を受け継いでいますが、
赤い株には
赤い花だけで、
きっと白い花は出て来ないと思います。
でも、
白い花の株には、
いずれ強い血を持った赤い花が咲く可能性があります。
様子を見るために
庭の隅に植えていますが、
地植えされると大喜びで、
まず幹がどんどん伸びて、
すぐに背丈を越えそうになります。
上を切り詰めて
高さを制限しますが、
鉢植えのボケと違って元気がよく。
花も枝も好き勝手に出て来ます。
地植えのボケは
意識的に花がらをとることはしませんが、
そうして放っておいたら
昨年は一つだけ大きな実をつけて、
どうしたものかと読者に相談したところ、
「ジャムを作ったら?」という提案を受け、
作ってみたらすごく酸っぱいジャムができたことは、
以前のブログで書きました。
「ボケの実ジャム作りに挑戦」 がそれ。
今年もまた
あるいは実がなるかもしれないので、
その時は昨年できなかった調理に
改めて挑戦してみたいと思いますので、
良いメニューがありましたら、
是非ご提案ください。
気の早い
「とらかわ」の話でした。
(話題が話題だったので、遺伝子生物学的なクローンの話も絡めるつもりでしたが、
この時間は酒がまわって少々酔っていますので、その話はまたの機会に回します。)


