和菓子のような椿 ~鳥も虫も呼ばない悲しさ~
我が家には、
ヒヨドリにやられるヤブツバキがあり、
近所には、
ヒヨドリの被害を
全く受けない
紅白の奇麗な椿があることを前に書いたが、
この椿も、
同じように鳥の被害を受けないで、
まるで和菓子のような美しさで
奇麗に咲いている。
一体何と言う名前の椿なのだろう。
完全に
美しくなるために、
オシベとメシベを花びらに替え、
生殖能力を失っているが、
それは彼らの意志ではない。
人が、
人の尺度で美しさを求めて
オシベ、メシベを
八重の花びらに替えているのだが、
だから、
鳥も虫も
当然この花には魅力を感じない。
人の尺度の美しさと、
自然の世界での魅力は
全く違ったものだということが
良く分かる。
生殖能力と引き換えに、
ホルモン剤を飲んで
オリンピックの金メダルを目指したり、
男なのに女になったり、
女なのに男になったり、
人の価値観は
自然に全く反したものだが、
自然はそんなものには目もくれず、
悠久の時間は流れていく。
生殖能力を失えば、
いずれその物は
一代で滅びる運命にある。
「まぁ、自己満足だけで生きればよかろう」、
そんな声が聞かれそうな
自然に逆らった出来事が、
良く見ればたくさんある、
心配な人の世界。
自然の反撃を受ける前に、
早く気付かなければいけない。


